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今が旬(?)の縦型モニター EIZO RadiForce - 私的モノクロ歴史とロマン

EIZO FadiForce MX215 購入の成功体験から、大昔から感じていたモノクロ世界への好奇心が蘇り、もう1台モノクロモニターを物色中です。😝

私的モノクロの歴史

私が物心付いた頃に家にあったのはモノクロTVでした。
実家がカラーTVになったのは、私が小学校4年生の大阪万博の頃でした。
いやー、今でも思い出しますが保育園生の頃に観たウルトラQ(白黒)とか怖かったですねー😝

私が初めて購入したデスクトップ型のPC(当時はマイコンと呼ばれていましたね…w)は富士通のFM-7 でした。
当時貧乏学生だったので友人に借金して、モニターは予算の関係から白黒モニターとなりました。
学校の友人達のPCは全てカラーモニターで、そのカラフルさに羨ましさを感じたものでした。
そういえば友人の一人がFM-8 ユーザーで、2次元アニメ画像を表示するプログラム等を作成していて、肌色を(デザリングで)表示するのが云々と、今考えると典型的なそっち系のオタクでした。😊
モノクロではそういった事は出来ませんからね…

同様に学生時代購入した一眼レフカメラがCanon A-1 でした。
当時やはり金銭的に余裕が無く、カラーフィルムは高いので、白黒フィルムを使用する事が多く、焼き付けもべた焼き等で出来るだけ節約していました。
当時の白黒写真で私的ベストショットが、私の下宿先に遊びに来ていた女友達を撮影したものです。
彼女は現在私の家内となっています。😝

就職して会社の環境はDEC VAX を多人数(50−60人?)で、ダム端末経由でVT100 やVT200 を支給されていました。これらは当然モノクロモニターで、一日中モニターとにらめっこでした。

就職後初めて個人で購入したのもMacintosh Plus でしたから、私の環境は依然としてモノクロでした。

カラー化への憧れは強く、Plus購入数年後に家内が妊娠したタイミングでMacintosh IIcx を購入して、やっと自宅環境がカラー化しました。
以降はモニターは全てカラーとなりました。
この時モニターとしてNEC MultiSync 14" を購入して、これが大失敗でした。
失敗を糧に、これ以降モニターに対する私の表示品質への拘りは大きくなりました。
ブラウン管はトリニトロンだと、その後購入したPC用CRT・TVはトリニトロン管のみとなりました。😊

カラー化で失われたもの

VGA(640x480) の頃からディスプレー表示環境はほぼ一貫してカラー化しました。
最初はカラー化して、その色彩豊かな表示にワクワクとしていました。
その後表示可能色数も順調に増えて行き、ディザリングする事無くフルカラー表示可能となり、表示エリアも広がって行きました。

最初カラーモニタ表示を見たときは、鮮やかで良いと感じました。
また同時にモノクロモニターでは、独特のスッキリさを感じていて、それが感じられ無い事に気が付きました。
カラーディスプレーで白黒表示させても、モノクロディスプレーで表示されるような、スッキリとしたキレの良さが感じられなかったのです。
見続けていると目の疲れ方がカラーモニターの方が大きいとも感じました。

CRTではカラー表示では滲みが感じられる事もあり、目が良かった私はそういった事に気付いてしまうので、滲みの発生しないモノクロからの違いは大きかったと思います。
また残光時間もカラーモニターの方が小さく、チラつきが目立ちやすいという事もあったと思います。

原理的な考察とロマン

カラー表示デバイスではモノクロ表示でも必ず3色表示ドットを経由して光の強弱情報が目に届きます。

以前からカラーフィルター経由のモノクロと、経由しないモノクロに違いを感じられるだろうか?
といった疑問がありました。

モノクロセンサー搭載のデジカメで写真を撮影し、モノクロモニターで表示する。
カラーフィルターを一切経由しない環境では素晴らしい体験が得られるだろうかという好奇心(ロマン)を心に抱えていました。

今こそモノクロモニター?

マルチモニターが一般化し、モニター自体も中古ならそこそこの値段で購入出来る現在、モノクロモニターを試すには良い機会じゃないかと思い当たりました。
そうして現在EIZO RadiForce のモノクロタイプをヤフオクで物色中です。
レントゲン写真などを表示する為に、そういったモニターの需要があるのですね。

私の用途ではテキスト編集や、電子書籍の文章や白黒コミック閲覧に適しているのでは無いかという期待があります。

そういう訳で現在購入候補にしているのがEIZO RadiForce GX340 です。

形状(縦型、アスペクト比)と大きさ(21.3インチ)はMX215 とほぼ同じなので、並べて設置するのに適しています。

MX215 の1600x1200 より精細度がより高い2048x1536 というのも期待が持てます。
約120dpi という事で、レチナディスプレーには及びませんが十分以上の精細度だと思います。

まあ更なる欲を言えば、RadiForce GX5xx シリーズの様な、より高精細でコントロストの高いモニターなんかロマンですねぇ…
価格がかなりそれなりになるので、またお手頃になった頃に試せればと思います。😝



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#縦型モニター #モノクロモニター

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