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#コンピュータ談義 #イタリア製Linux #Modicia OS on Parallels #初見インプレッション
Modicia OS をインストールしての初見インプレッションをつらつらと忘備録として…
初期対応
システムの最新化
最初システムの最新化を提案してきますので、更新を行いました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1666537323898-4NjHRhtct1.png?width=1200)
下記の方が伝統的Linux 使いには安心な気がしますが、システムがサポートしてくれるのはユーザーフレンドリーで良いかと感じました。
$ sudo apt update && sudo apt upgrade -y
デフォルトブラウザー
デフォルトのブラウザーはGoogle Chrome で、私は出来るだけデフォルトをGoogle Chrome にしているので良かったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1666537046584-YpegWOLUBw.png?width=1200)
ただGoogle Chrome を起動すると、パスワード入力が求められます。
インストール時に設定したパスワードが効きません…
キャンセル2回でGoogle Chrome は立ち上がりますが、面倒です。
![](https://assets.st-note.com/img/1666534962108-ZqOCin6hKk.png?width=1200)
対応結果
下記ページを参考に対応しようとしましたが、ログイン(Login)のパスワード変更が行えませんでした。
自動ログインが良く無いという情報もあったので、起動時にログインするように設定しても変化無く。
結局正しい方法かどうかは判りませんが、'Password' 配下に新たに'New Keying' というエントリーを追加して、こちらをデフォルトとしました。
一応これでGoogle Chrome 起動時にパスワード入力が求められる事が無くなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666569976159-VI4VJdBWAO.png?width=1200)
デスクトップ画面の変更
デザイン重視が興味ポイントでしたので、壁紙を変更しました。
最近のLinux ディストリビューションの多くは最初からクールな壁紙になっている事が多いですけどね。
![](https://assets.st-note.com/img/1666537389794-guMGTmLwxE.png?width=1200)
用意されている壁紙はどれもセンスが良いと感じました。
派手すぎず、地味すぎず、色使いにセンスの良さを感じました。
アイコンも同様ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1666537403080-TJwNsESq85.png?width=1200)
メニューの英文化
どうも日本語のメニューは収まりが良く無いと感じたので、英文に変更しました。
日本語(漢字)を綺麗に見せるには、縦書きを基本としたユーザーインタフェースの抜本的な変更が必要なんだろうと感じています。
![](https://assets.st-note.com/img/1666537417507-ajVfg5hBGc.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1666537436364-m6rAR0Lsje.png?width=1200)
地域フォーマットがデフォルトではイタリアになっていましたので、日本に変更しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666537448534-2xaFdgn4rY.png?width=1200)
うん、やはりアルファベットの方がメニューの収まりが良い感じです。😝
![](https://assets.st-note.com/img/1666537465513-5EJJFgKZCT.png?width=1200)
使用してみての感想…
Parallels との親和性が低いせいか、使い勝手が良く無いと感じました。
パフォーマンス 遅い・重い
起動が他のLinux ディストリビューションに比べて遅い様に感じました。
ほぼ同じ設定環境で簡単に手動で計測した結果が下記です。
数秒程度の誤差はあると思います。
Paralles でスタートボタンを押してから、操作可能となるまでを計測しました。
Modica 52秒
Mint. 28秒 (パスワード入力有り)
MX Linux 33秒 (パスワード入力有り)
POP!_OS. 30秒 (パスワード入力有り)
ウィンドウ再描写
ウィンドウを移動するとウィンドウの描写書き換えがはっきりと見えます。
特にGoogle Chrome ウィンドウの移動はカクカクと再描写が見えてしまいます。
そういえば大昔グラフィクスカードがBitBlt をサポートしていない時代はこんな感じだったなとノスタルジーを感じました。
ポインターが捕らえられてしまう
ウインドウタイトルに表示されていますが、Ctrl+Alt でカーソルがフリーになります。
これはポインターがこの画面に捉えられてしまって、他のウィンドウにシームレスに移動出来ない事に対する救済処置です。
全画面化してExpose で画面切り替えする様にすれば、この使い勝手の悪さは少し解消されますが…
![](https://assets.st-note.com/img/1666570433345-9SkbQuYHoz.png?width=1200)
現在Parallels にインストール済みの他のLinux では、Mac の一画面と同じ使い勝手となっています。
全画面化で画面全体を使えない
フルスクリーンモードにした場合、元々の解像度設定が変化せず画面全体を使う表示となりません。
左右に余白が出来てしまいます。
下記登録されている他のLinux では全て全画面表示が可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1666570915925-iU5V5QV9WY.png?width=1200)
良い印象
悪い事ばかりでは何ですので、良い印象を持った事柄など…
デスクトップの操作感はMacOS 側で、マックユーザーの私には好印象です。😝
フォルダーアイコンなどレガシーMacOS的でもあり、ファイラーは現行MacOS 的なので素直に操作出来ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666626630238-lyIKwd8VLC.png?width=1200)
現時点での感想
色々とデザイン的に好ましい所もありますが、Parallels 環境下での使い勝手が良くないというのが致命的です。
私の常用Linux 環境として使うのは難しいと感じました。
10年前位でしたら問題無いレベルだったのかもしれませんが、最近はもっと進歩したLinux ディストリビューションが色々とありますから…
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