まつゆう*のお暇 3日目。〜ネガティブからの脱却方法

朝から天気が荒れ模様。明るくなったり暗くなったり、風がぴゅーぴゅーと笛の音のようになり続ける。たまにドタンガタンと何かがぶつかる音がして、窓の外から車の通る音もあまり聞こえないように感じる。

昨日は、ポジティブなことを書いていたけど、今日はめっきり元気がでない。そもそも、空元気。良かれと思ってやっていたことが、そうでもなかったり。言葉を選びすぎて何もいえなくなっていたり。そんなとき、なんとなく思い出して3年ほど前に出版した自分の本を読んでみることに。

私は「まつゆう*をつくる38の事柄」という本を2017年3月に光文社さんから出版しています。38歳までに起きた自伝で、オーディションに受からなければお仕事がいただけなかったモデル時代。その後のウェブ時代。今までどうやってポジティブに頑張ってきたかなどにフォーカスを当てたエッセイです。（父親のことや、病気のことや、出生に関する話も書いています。）

まつゆう*をつくる38の事柄

実際、16歳から23歳まではオーディションの毎日。多い日は、日に5〜6本オーディションを受けることもありました。ちょっと違うかもしれないですが、例えていうなら、7年間毎日就職活動してたみたいな感じ？ですかね。もちろん、ほとんどが落ちます！

その際、脳内が勝手に強くならないといけないと思ってか、ポジティブに変換するワザを色々と生み出していたんです。耐性ができていたんでしょうね。そんなことをたくさん本の中には書いていたけど、最近そのワザを忘れかけているぞ！と思って朝から自分の本を読んでいました。昔の自分に救われるとは（笑）

Chapter 2 まつゆう*の想うこと
「（20）逆風を乗り切るには自分を映画のヒロインにしてしまう」 

私がよくやっていたのは、これです。映画といっても、バッドエンドなやつとか、小難しいものではなく、例えていうなら、アンハサウェイ主演の「プラダを着た悪魔」とか「マイ・インターン」くらいの映画またはドラマがちょうどいいかなと思います。だいたいこういった映画やドラマのストーリーに多いのは、

起＝なんとなく流されて楽しく？暮らしていたが問題発生。
承＝凹期。なんだか全然うまく行かない！もうやだ…
転＝打開策と巡り合う。
結＝ハッピーエンド♡前よりもっと充実、前進！

こんな感じが比較的多いと思うのです。なのでホントに落ち込んだり、ネガティブ状態、上手く行かない…ってときはこう思うようにしてるんです。

私は今、物語でいうところの「承」状態なんだ。

映画でもヒロインが、もがけばもがくほど成長し、映画も盛り上がり、名作となってみんなから愛されます。きっと同じように悩む人が多いから、感情移入しやすいんでしょうか。

そして、「転」で気付きがあり、「結」で良い方向へ。

人生深さは違えど山あり谷ありです。今はつらくて苦しいけど、今私の人生という物語は、「承（凹）」のシーンのまっただ中。あとは上がるだけ、ハッピーエンドが待っているはずだから、今はそれを打開するために頑ろう。そうやって客観視して思うと、このネガティブに浸っている自分を見て、「なーにやってんだ、私！すっかり悲劇のヒロイン気取りだ（笑）」って思えてきたりして、笑えてきちゃったりするんです。

誰だって、自分の人生という名の物語のヒロインです。どんなお話にさせるかは、あなた次第。せっかくだから、最後のシーンはどんな結果でもハッピーエンドがいいですよね。

＊POINT＊
・凹んでいるときは、自分を映画のヒロインと脳内変換。
・今の自分を客観的に見ることで楽になる。

あ、でも人生は長く続くので、起承転結の繰り返しなんですよね。わたし今、シーズンいくつなんだろう？（笑）

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