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【シティリーグ柏best4】 アルセウス悪連撃ウーラオス

 突然ですが皆さん、キョダイレンゲキしてますか?
 好きなデッキはカリヤドネループ!アローラ、まつすけと申します。

 またしても抽選運だけでCL愛知の出場権を獲得している人です。
 今回、バトルリージョン発売から2週間ほど経ち、毎週メタなどが移り変わるシティリーグにてbest4に入ることができたため、メモ書き程度でnoteを書くことにしました。採用理由等をゆるく書いていこうと思います。

ほぼ全文無料で記述し、改良案などについては投げ銭形式で記述しようと思います。時間がある時に読んでいただけると幸いです。
 誤字脱字・略語等あると思いますが、温い目で見てください。

 

 いつもと名前を変えて大会に出ると勝てる説が一部で話題になっていたため、「タキオン」で出てました。やはりタキオン。ふぅン。


1. 環境予想とデッキ選択


 今回はバトルリージョンのカードか登場してから2週間経ち、少しずつ研究やメタが回っているシティリーグとなりました。新カードとしてはヒスイダイケンキ、ミルタンク、ツツジなどが登場し、同日発売のスターターセットVSTARデッキからはダークパッチの再録となりました。
 バトルリージョン発売以前の環境と比べ悪タイプのポケモンが強化された形になりました。また、Vポケモンからワザのダメージを受けないミルタンクの登場や相手の動きを止めるために使用するツツジなどの登場により新たなデッキタイプが生まれました。
 直近の環境を見てみるとミュウVMAX, 連撃ウーラオス, ダイケンキ, アルセウス系統(うらこうさく軸、白馬バドレックス 、ウーラオス、バレット、ジュラルドンなど)が多く、一強がはっきりしている状態ではありませんでした。
 デッキ選択の理由としては、
①色(弱点)の有利不利だけで負ける試合を避けたい(いつも言ってるなこいつ)
②WTB(水バレット)やミノマダム、テンタクルなどの非Vに負けたくない
 という思いが強かったため、非Vデッキに強く戦える連撃ウーラオス+超タイプのポケモンに強く戦える悪タイプのポケモン+エネ加速兼アタッカー兼確定サーチができる(強すぎでは?)のアルセウスのギミックを使えるアルセウス悪連撃ウーラオスを使用するに至りました。

 また、自身のシティリーグ1週間前に開催された自主大会「ポケゆる杯」にてこのデッキにて優勝することができたことも選択の要因の1つです。
 決勝トーナメントの様子は「ポケゆるch」さんにてアップロードされますので時間がある際に見ていただけると幸いです。(宣伝しましたよアピール)


 現在の環境予想に関しては大まかに以下のようになっていると考えました。

Tier 1 
・ミュウ
・アルセウス+悪連撃ウーラオス
・アルセウス+うらこうさく軸

Tier 2
・ダイケンキ
・連撃ウーラオス
・アルセウス+白馬バドレックス 
・アルセウス+ジュラルドン
・連撃インテレオン
・WTB

Tier 3
・ミルタンク
・連撃テンタクル
・ゾロアークミノマダム
・アルセウス+バレット系
など

 VMAX, VSTARが中心となる中で 非Vのデッキなども様々存在し、トップメタが通りにくい環境であり、構築やプレイング・(進化ポケモンがメインのため)先手/後手の重要度が高いと感じています。


2. 当日のマッチアップ


1回戦 ダイケンキ       後6-4◯
2回戦 ミラー(神悪連ウー)   先6-3◯
3回戦 アルセウスバレット   後6-4◯
4回戦 ミュウ         後0-6×
5回戦 アルセウスジュラルドン 先6-0◯

予選3位通過

決勝トーナメント
1回戦 ミラー(神悪連ウー) 先6-3◯
2回線 ミュウ(予選4戦目と同じ方) 先4-6×

ベスト4

※サイド枚数は記憶が曖昧な部分がある為、参考程度でお願いします。

 ミュウに強くしたつもりだったんだけどなぁ…って感想です。
 それではレシピ解説に移ります。


3. デッキレシピ

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デッキコード [ kV5kFf-pfDiM4-FVfw5k ]


ポケモン

○アルセウスVSTAR ×2
○アルセウスV ×3
 2-3ライン。本当は3-3 or 3-4入れたいが枠の都合で2-3に。
 最初のエネ加速要員であり、確定サーチ要員でもあり、アタッカーでもある。
 パワー。目指す形としては先2トリニティノヴァ or 後1トリニティチャージ。
 VSTARのHPが280と高く、打点も180~230のポケモンVをワンパンで倒すことができるため必須のカードであると思います。アルセウスは新世界(新環境)の神になる。
 VSTARパワーを使うことで裏面の「パワー」を見せることができる点も優秀。

○連撃ウーラオスVMAX ×2
○連撃ウーラオスV ×2
 2-2ライン。キョダイレンゲキは二刀流なので大谷翔平。
 環境にかなりシェアの多いアルセウス系統のデッキや非Vのデッキなど、ほとんどの対面で活躍するカード。闘タイプの120 × 2点は普通に犯↑罪。
 後述するこだわりベルトをつけることで しっぷうづき150点+ベルト30点 で180点にしたり、キョダイレンゲキ前150点+ベンチに120点 などでサイドを3枚とることなどができます。
 アルセウス対面の場合は、アルセウスにエネ加速せずにウーラオスに手張りすることもしばしばあります。

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○ガラルファイヤーV ×2
 ぴえん🥺のつばさ最強。
 サイド落ちを嫌っての2枚採用。最近のアルセウス悪連撃ウーラオスにはガラルファイヤーを採用されていることが少ないように感じます。
 特性:じゃえんのつばさ が優秀で、別のポケモンで戦っている間にベンチでトラッシュから悪エネルギーを毎ターン加速できます。
 悪エネルギー加速後はオーラバーンで技を打ちに行ったり、後述するエネルギー付け替えで別のポケモンにエネルギーを供給したり、風船がない時の逃げる要員になったりすることができます。
 エネルギーを加速・供給できることでミュウVMAXに強く出ることができたり(事故ってできなかったけど)、後述するキバナを打ってエネ加速をしないと間に合わない状況を減らしたり、2ターン連続で連撃ウーラオスVMAXがキョダイレンゲキを宣言したりと自身の動きを強くすることができると考えたため、ガラルファイヤーVを採用しました。
 実際、トレーニングコートだけでは回収しきれないエネルギーであっても盤面にエネルギーを加速することができたり、ミラーにて連撃ウーラオスの天敵となるフーパVをベルト付きでオーラバーン 190点+30点=220点 でワンパンできたり、エネルギーつけかえで後攻でもエネルギーが間に合い、トリニティノヴァ+ボスの司令 で相手のクロバットVを倒しつつエネ加速できたりで色々とえらい点が多かったため採用して良かったと思いました。
 俺、就活の面接官かな??ガラルファイヤーV君のガクチカすごく良かったよ。

○フーパV ×1
 対連撃ウーラオス用決戦兵器。フーパV発進!
 ガラルファイヤーVと同じくHP220あることも優秀でアルセウスVSTARのダブルターボ+ベルトのトリニティノヴァ210点 で10耐えることができます。現在のポケカではHP210とHP220ではとても大きな差があります。
 肝心の連撃ウーラオスから、しっぷうづきでもキョダイレンゲキでもワンパンされることなく、逆に弱点をつくことでワンパンすることができます。
 頂への雪道がスタジアムとして張られている場合、悪タイプだけになってしまうため技を打つ際には注意が必要です。
 必要な対面が限られているため1枚の採用。


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○メタモンV ×1
 うにょにょにょにょ〜ん。ポケカ界の黄瀬涼太。クソコラ作った時間返せ。
 トラッシュにあるアルセウスV, ウーラオスV, ガラルファイヤーV, フーパVと革命チェンジしてドギラゴン剣になります(なりません)。
 博士の研究でやむなく切ってしまったポケモンVになったり、アルセウスVの2体目やボールが引けなかった場合でも次のターンにアルセウスVSTARを着地させることができたり、最初7枚からのたねポケモンセットの段階で出すことでデッキの中身を悟られにくくしたりと何かと優秀なポケモン。
 闘弱点であること、HPが170しかないこと、頂への雪道で特性が止まってしまうことなどリスクもあるため対戦状況をみてバトル場に置くか判断する必要があります。

○クロバットVMAX ×1
○クロバットV ×2
 1-2ラインの採用。
 後述するクイックボール、ハイパーボールを4-4で入れているため、サポート権を使うことなく縦引きが可能です。HPが180のため、アルセウスVSTARのトリニティノヴァにてワンパンされてしまうため雑に特性を使ってドローすることは危険です。引き込みたいカードと手札と相談しながら適切に使いましょう。
 VMAXは対ミュウ、対ジュラルドン、対テンタクルなどにてアタッカーになることがあります。また、HP300の押しつけ、悪タイプであり180点出せること、上技にて殴り逃げなどができること、逃げエネが1つであることも優秀です。
 ハイパーボールからサポート権を使わずに縦引きができるため1枚では不足であると考え2枚採用。

○ネオラントV ×1
 1枚採用。特性: ルミナスサインでサポートを確定サーチする要員。
 個人的にはどうしてもネオラントをサーチしないとデッキが回らない場合、キバナやボスの司令がどうしても必要な場合まで温存したいカードです。 
 メタモンV同様HPが170しかなく、負け筋にもなるカードのため注意が必要です。
 基本的に1回特性が使うことができれば十分であるため1枚の採用。

○マナフィ×1
 特性:なみのヴェールでベンチ狙撃を無効にします。主に連撃ウーラオス, WTB対策です。
 ミラーの際に入れていない人がほとんどでしたが、連撃ウーラオスを甘く見積もっていると思っています。連撃ウーラオスVMAXは1試合でサイド4,5枚持っていくことが可能な殺戮兵器です。
 マナフィを出すことで相手のアルセウス悪連ウーの勝ち筋を制限することができたり、ボスの司令の要求値を上げることができたり、2-2-2のサイドレースの中で取られるサイドが1枚のポケモンを挟むことができたりと優秀な場面があります。


グッズ

○クイックボール ×4
 最強卍
 欲しいたねポケモンをサーチできるためアタッカーやシステムポケモンを必要に応じて持ってきましょう。悪エネルギーをコストにできると尚良し。

○ハイパーボール ×4
 最強卍
 進化ポケモンでも持ってこれるポケモンサーチカード。2枚トラッシュのコストが重いがその分盤面を強力にすることができます。

○あなぬけのヒモ ×2
 入れ替えソース兼相手のベンチポケモンの引き出し札。特に相手のポケモンの数が少ない時に使用すると、相手は名探偵ピカチュウのような渋い顔をすることが多いです。ボスの指令を使用する回数を減らすこともできるため ポケモンいれかえ よりも あなぬけのヒモ を優先しました。入れ替え札は ふうせん 含めて4枚あるべきだと考え、あなぬけのヒモ は2枚採用しました。

○エネルギーつけかえ ×2
 ガラルファイヤーVの相棒。アルセウスV,  VSTARでのエネルギー加速をベンチのポケモンV達に分散させた場合にも有効なカード。
 1ターン目にエネルギーをつけ、番を返した際にそのアルセウスがきぜつしてしまった場合、キバナを使用しなければこの番攻撃ができない…といった状況が発生します。
 ガラルファイヤーVの ぴえん🥺のつばさ からエネルギー付け替え+ダブルターボエネルギー手張り+ドロー可能なサポートを使用 することで強い盤面をつくりつつ2体目のアルセウスVで戦っていくことができるようになります。
 このカードの特に良い点は「キバナに依存しないことで別のサポート権を使用する選択肢が生まれること」と、「キョダイレンゲキなどの強力な技を連打できること」だと思っています。

○ふうせん ×2
 デッキの中の全てのポケモンが逃げエネ2以下のため、ふうせんをつけることで逃げエネが0になります。逃げエネ0のポケモンを盤面に作ることで自分のポケモンが気絶した後に出すポケモンが容易になったり、連撃ウーラオスのしっぷうづき30点 + 追加効果120点 の要求値を下げることができます。
 ふうせんはスターバース仕様の際に持ってくることが多いと感じています。

○こだわりベルト ×2
 対Vポケモンに対しての打点UPカード。俺たちのこだわりハチマキが帰ってきた!
 主にアルセウスVSTARにつけて進化前のポケモンVを倒したり、しっぷうづきで相手のアルセウスVSTARをワンパンしたり、ガラルファイヤーVにつけて相手のHP220のVポケモンを倒したりする際に活躍します。
 1枚では不足, 3枚では過剰と考え2枚の採用。

○ツールスクラッパー ×1
 枠の都合で採用を見送る人が多いですが、私は入れたい派です。
 ポケモンの道具を、ぶっ壊す!
 最近では、おおきなおまもり の入ったアルセウス系統のデッキが多く、ワンパンされにくいポケモンを作る傾向があります。
 うらこうさく軸のデッキあれば、クイックシューターなどで打点調整をある程度カバーできますが、他のデッキは決まった打点でのみゲームが進みます。そのため、ツールスクラッパーやツールジャマーの入っていないデッキの場合、相手の盤面にこだわりベルト や おおきなおまもり、ふうせん などのポケモンの道具が残り続けることになり、相手に強い動きを通され続けることになります。

○キャンセルコロン ×1
 対ミルタンク(複数体出されたら意味ないけど)や対ジュラルドン、対マナフィ(なみのヴェール)の際に使用します。
 キャンセルコロンでミルタンクやジュラルドンVMAXの特性をなくすことで技のダメージが通るようになります。
 また、キャンセルコロン+ボスの司令でマナフィを呼び出してキョダイレンゲキを打つことで相手のベンチポケモンにもダメージを入れることができます。
 かかっている効果を計算しないジュナイパーよりキャンセルコロンを選択した理由として、ジュラルドンVMAXに対しての勝率をあげたかったことが背景にあります。
 1枚使うかどうかのカードのため1枚のみの採用。いらない説もある。

サポート

○博士の研究  ×2
 縦引き最強のドローサポート。進化ポケモンを多く使用しているデッキのため、手札の進化ポケモンをトラッシュに巻き込みながらドローせざるを得ない場面もあるため2枚の採用。ポケモン通信を返してください。


○マリィ ×2
 相手の手札に干渉ができ、トラッシュに送りたくないカードを山に返せるドローサポート。相手が次のターンに動き出しそうな時など、タイミングを見極めて打つと効果的です。マリィ、おもしれー女。

○ボスの指令 ×3
 相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出すサポート。2枚以上は採用したい + 博士の研究やボールなどのコストでやむなしトラッシュすることがしばしばあるため、3枚の採用にしました。個人的には2枚だと足りないと思っています。

○キバナ ×1
 前の番に自分のポケモンがきぜつしていた場合に使用できるエネ加速+確定サーチ可能なサポート。主にエネの付いていない連撃ウーラオスが急発進してキョダイレンゲキを打ったり、エネ加速して攻撃を間に合わせたりするために使用します。
 その場の状況によって持ってきたいカードを選択できますが、1度使えれば良いため1枚の採用。

○ネズ ×1
 悪タイプのポケモンとエネルギー(特殊エネルギーも可能)をサーチできるサポート。
 後攻になってしまった際にダブルターボエネルギーを確定サーチし、トリニティチャージでエネ加速をする際や、連撃エネルギーをサーチする際などに使用します。
 使うことがあるかないかどうかのカードのため1枚の採用。

○セイボリー ×1
 対非Vデッキ、対ミュウVMAX対面で活躍するドロー+妨害サポート。
 質問きてた👉 相手のベンチを狭めた上でキョダイレンゲキを打つのは犯罪になりますか?結論:犯罪になる。非Vがマナフィを置いていない場合盤面が崩壊します。
 また、ミュウVMAXに対してドローできる特性を持つゲノセクトVの数を減らしながら前のポケモン(主にミュウVMAX)を倒すことで相手の次のターンの要求値を上げることができます。
 活躍する対面、使用する対面が限られているため1枚の採用。


スタジアム

○トレーニングコート ×2
 トラッシュからエネルギーを回収可能なスタジアム。
 デッキの性質上、頂への雪道に弱いため張り替え先として重宝します。基本的にトラッシュに送ってしまった闘エネルギーを回収することが多いです。手札に来た場合、頂への雪道を警戒し温存することが多いです。
 1枚では意味がないと考え2枚の採用。

エネルギー

○基本悪エネルギー ×5
○基本闘エネルギー ×3
 基本悪エネルギーの加速先としてはクロバット、ファイヤー、フーパ、アルセウスになることが多く、基本闘エネルギーはウーラオスに1枚と他のポケモンになることが多いです。
 基本格闘エネルギーは しっぷうづき を打つために1枚つけることができれば良いため3枚に絞り、対戦中にトラッシュするコストになりやすい基本悪エネルギーは5枚にしました。枠があれば基本悪エネルギーを6枚にしたいです。

○ダブルターボエネルギー ×2
○連撃エネルギー ×2
 2枚ずつの採用。ダブルターボはほとんどアルセウスに、連撃エネルギーはウーラオスに張ります。よくダブルターボ3枚、連撃エネルギー1枚の構築を見かけますが、このデッキではエネルギー付け替え + 連撃エネルギー手張りでキョダイレンゲキをキバナ以外のサポートを絡めて打つことができるため連撃エネルギーの枚数を厚くしました。
 ダブルターボエネルギーはアルセウスVSTARのスターバース(VSTARパワー)やネズでサーチ可能であるため、最低限のサイド落ちを考慮するだけで良いと考え2枚に減らしました。実際デッキを回す中でも2枚で十分だと思いました。


4. 基本的なデッキの回し方


 いろんなカードは入っていて難しそうと思うかもしれませんが、やることは単純です。最初に目指す盤面は、アルセウスV, VSTAR でエネルギーを加速し、相手のデッキに合わせてアタッカーを用意することです。

VS アルセウス軸のデッキ
 
闘弱点であるアルセウスVSTARに対して、アルセウスVSTARと連撃ウーラオスVMAXを軸にして戦っていきます。この対面では、アルセウスVSTARで大量にエネルギーを加速せずとも闘1エネで動けるウーラオスを軸にして戦っていくことができます。
 無色タイプの弱点を消すノコッチやベンチポケモンをまもるマナフィが出てきた場合、優先的にボスの指令で取りに行きます。

VS ミュウVMAX
 
ミュウ側はサイド2-2-2のプランを狙ってくるため、アタッカーはアルセウスVSTAR ×2 + クロバットVMAX(+ ガラルファイヤーV) になります。必要以上にVポケモンを出してしまうとボスの指令 ×2 or 3 枚で2-2-2で取られてしまうためできるだけベンチを絞って戦います。
 こちらはできるだけサイドを3-3で取れるようにしますが、相手はメロディアスエコーを持つメロエッタ(犯罪者)を挟んで攻撃してくるため、1-3-1-3などでポケモンを押し付けられます。
 3エネのついたクロバットVMAXを完成させることで、よほどのことがない限りワンパンされることなくかつ、ミュウVMAXをワンパンすることができるようになります。         
 また、メロエッタに対してはステルスポイズンを打ち、弱点で気絶させた後にベンチに逃げることができます。これにより、2-2-3で押し付ける中でサイドが1枚しか取られないマナフィを押し付けることもできます。(例 : 2-2-1-3)

VS 連撃ウーラオス
 
この対面では対連撃ウーラオス決戦兵器、フーパVを育てることが鍵になります。育てるポケモンはアルセウスVSTAR ×1 + フーパV ×1 + 連撃ウーラオスVMAX ×1 or 2 になります。途中、相手がキョダイレンゲキを打ってきそうな前のターンにマナフィをベンチに出し、要求値を上げることも大切になってきます。サイドプランとしては、先攻であれば2-3-1or2, 1-3-2を目指し、後攻であれば3-3(1+2), 3-1-2を目指します。
 対戦が長くなるにつれて相手のベンチにクイックシューターのインテレオンが複数立ちヨガループで追加ターンをもらわれてしまうため、インテレオンになる前にキョダイレンゲキをメッソンやジメレオンに打ち込むことも大切です。

VS 非Vのデッキ
 
非Vデッキに対しての最強の殺戮兵器、ウーラオスVMAXを優先的に育成します。
 キョダイレンゲキで相手のアタッカーやシステムポケモンを1度に2体気絶させることで相手はかなり苦しくなります。マナフィが出てきた場合、全力で取りに行きます。
 また、前述したセイボリーと組み合わせてキョダイレンゲキを打つことで、相手は再起不能レベルになります。
 ただし、ミルタンクが複数体出てきた場合はそっと右手をデッキの上に乗せ投了しましょう。対戦ありがとうございました。割り切り大事。


基本的に目指す動き

○先攻の場合  
 先1アルセウスVに手張り
 先2 : アルセウスVSTARに進化、スターバースなどで育てるポケモンを用意しつつ相手のポケモンを倒す(進化前のVポケモンだと尚良し)

 その後はエネルギー加速をしたアタッカーで相手にワンパンされないように対戦のテンポをとりつつ戦います。

よくある勝ちパターンとして、2-2-2 or 2-1-3 or 2-4(1+3, 2+2) でポケモンをサイドを取り切って勝利を目指します。

○後攻の場合
 
後1 : アルセウスVにダブルターボを張り、トリニティーチャージで別のアタッカーを育成する
 後2 : 前のターンに殴ってきたアタッカーやシステムポケモンを倒す

順当に2-2-2のサイドプランの場合、対戦のテンポを取られて負けてしまうため取られるサイドが3枚のポケモンVMAXやHP280あるアルセウスVMAXを押し付けてワンパンされないように立ち回り、キョダイレンゲキなどでサイドレースを巻き返します。

勝ちパターンは先攻と同じ + 3-3プランを目指すことが多いです。

 進化ポケモンを複数体使用するデッキのため、気合でジャンケンに勝って先攻をとりましょう。じゃんけん心理学の履修をお勧めします。
 後攻になってしまった場合にトリニティチャージというエナ加速手段があるだけで、基本的に先殴りが有利です。
 エネルギーが足りなくて攻撃できない!といった状況を減らし、弱点をついて相手のポケモンをワンパンしていくことがこのデッキの強みだと思っています。キョダイレンゲキなどの逆転できうる技も打つことができるため、様々な可能性を考慮して戦っていくと勝利に結びつくと思います。


5. おわりに


 ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
 拙い語彙力・文章力ではこれが限界でした。
 今回noteを書こうと思ったのは、大会で上位入賞することができたからと、CLに向けてこのデッキの強い点・弱い点を言語化して改善し、デッキ選択の1つとして考えたかったからです。
 実際、この記事を書いている中で「このカード生ゴミだったな。」とか「このカードはもう少し厚く積むべきだったな。」など、課題を見つけることができました。
 投げ銭での追加部分として不採用カード・改良案などについて記述します。過度な期待はしないでください。
 興味のある方はハンバーガー1個分のお金を投げてもらえると助かります。

 最後に当日対戦してくださった方々、大変なご時世の中大会を運営してくださったジャッジ・スタッフの方々、ありがとうございました。
 VSTARマーカーについて触れていただき、とても嬉しかったです💪

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 パワーのある記事 と思っていただけたらスキボタンを押していただけると今後の励みになりますので、よろしくお願い致します。
 CL愛知2022勝てるように頑張ります。

パワー


#ポケカ  #ポケモンカード #ポケカ記事  #シティリーグ #アルセウス悪連撃ウーラオス #神悪連撃 #パワー


6. 追記


 こんな人間の記事を購入・投げ銭していただきありがとうございます。
 デッキを回している中で必要・不必要であるカード、についての検討について追記させていただきます。


1. 今回のシティリーグで不採用になったカード

○ヒスイジュナイパーV [ポケモン]
 ミラクルボディのミルタンクを突破するために必要なカード。上技やまがりも優秀で技を打つ権利を使用して実質スターバースの動きをすることができます。
 ミルタンクが3,4 体出てきた際に対応しきれないこと、サイド2枚取られる進化しないポケモンを盤面に置きたくないことを考慮して不採用にしました。
 予選の段階でミルタンク4積みのデッキと当たった場合は運がなかったと割り切ることにしました。

○ビーダル(特性:はたらくまえば) [ポケモン]
 頂への雪道が張られている状況でもドローすることができる特性を持つ。
 また、相手のツツジやマリィへの耐性ができることも良い点。
 ガラルファイヤー + エネルギー付け替え のギミックを採用したかったため、枠の都合上不採用となった。
 実際試合をしている上で、以前の剣盾レギュレーションよりもマリィを打たれる回数が少なくなったと感じました。また、博士の研究やスターバース、相手のポケモンを倒した後などに手札が5枚以上になることが多かったことからビーダルがいなくてもデッキを回すことができました。
 しかしながら、サイドが1枚しか取られないポケモンを壁にしたい場面があったため要検討だと思いました。

○ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド) [ポケモン]
 足りない10点を補うことができるカード。
 特にアルセウスVSTARがHP220のVポケモンを倒す際に10点足りないことが多いため採用を検討しました。しかしながら、ダブルターボエネルギーとこだわりベルトと後続のアタッカーを持ってきながらガラルジグザグマまで持ってくるのは成功率が低いと考えて不採用になりました。HP220デカすぎんだろ。

○バケッチャ [ポケモン]
 頂への雪道をぶっ壊すカード。クイックボール、ハイパーボールでサーチ可能。
 デッキの性質上、頂への雪道が重すぎるため採用したかったのですが、枠の都合とHPが60である点から不採用に。HP60のためクイックシューター2回とヨガループで簡単にサイドを持っていかれながら追加ターンも持っていかれます。
 また、相手に押し付けるサイドプランとして2-2-3などを想定しており、あまり2-1とサイドを取られたくないため非Vのポケモンはマナフィのみにしようと考えました。
 結局、シティリーグでは雪道が重かったです。。

○大きなおまもり [グッズ]
 HPを30上げるポケモンの道具。アルセウスにつけることでHP310のVSTARポケモンになったり、クイックシューターで倒されにくくするためにマナフィにつけることで相手の要求値を上げることができるカード。また、相手のデッキがヒスイダイケンキや白馬バドレックスの場合、ウーラオスやアルセウスをワンパンされないようにHPを上げることが非常に重要になってきます。
 一方で、自分のアルセウスVSTARが、こだわりベルトのついた連撃ウーラオスのしっぷうづきを10耐えることができるようになりますが、相手が純正連撃ウーラオスの場合、ヨガループにて追加ターンをもらわれながらサイドをあげることになってしまうため、かえって貼らずにワンパンさせた方が良い場合もあります。また、大きなお守りをつけた場合であってもガラルサンダーVには抗えません。なんだあの鳥は。
 枠の都合、メリット・デメリットを考え採用しませんでしたが、1枚は欲しいと思いました。

○ツツジ [サポート]
 逆転を狙えるドローサポート。
 サイド数の条件があり、サーチする方法がスターバースとルミナスサイン、キバナしかないため発動条件を考え不採用になりました。また、頂への雪道を採用していないため、相手にボールを引かれた場合に動き出されたしまうので不採用になりました。
 頂への雪道 ×1, ツツジ ×1 の構成の神悪連撃を見かけることがありますが、それが高確率で実現できるのはうらこうさく軸のデッキだけであると思っています。

○ファッションモール [スタジアム]
 1ターンに1度、自分の場のポケモンの道具を手札に戻せるカード。
 どうしてもウーラオスやアルセウスにふうせんを貼らなければ逃げることができない状況で、止むを得ず貼ってしまった後に回収できます。ふうせんのついたアルセウスVSTARではHP180までのポケモンしか倒すことができず、進化前のVポケモンをワンパンすることができなくなってしまいます。
 トレーニングコート1枚, ファッションモール1枚の採用を考えましたが、エネルギーを引けなかった時の保険としてトレーニングコートの方が良いと考え不採用になりました。

○崩れたスタジアム [スタジアム]
 自分・相手のベンチが埋まっている場合に有効。
 ベンチが埋まっており、ダメカンが乗っているポケモンがいる場合にそのポケモンをトラッシュすることで相手がサイドを取るための要求値を上げることができます。
 しかしながら、相手にも使われる可能性があり、自分のクロバットVやネオラントVを置く場所がなくなってしまい引き込みたいカードを引けない場合があるため不採用になりました。

○頂への雪道 [スタジアム]
 腐り切ったバッドエンドに抗うゆきみっちー。
 こちらが先攻でミラーの場合、スターバース使用後にゆきみっちーを貼ることで相手のスターバースを使いないようにすることができます。
 しかしながら、自分自身にも効くことと、相手に圧力をかける場合後続のアタッカーを育てる方が有意義であると考え不採用になりました。


デッキ改良案1

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デッキコード [ kdFfkF-ztEnPJ-5wVdk5 ] 


デッキ改良案2

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デッキコード [ DxxcJ8-3O2QTb-c88Yx8 ] 


シティリーグの対戦から、

・アルセウスVSTARが2枚だとしんどい(博士やボールでのトラッシュ)
・雪道しんどいけど相手のデッキにあまり入っていない
・非Vがあまりいなかった(今はWTBが台頭している)
・不意にガラルサンダーVは飛んでくる
・思ったよりもマナフィの採用率が低い

ことがわかりました。

 改良案1では
In : アルセウスVSTAR 
Out : キャンセルコロン
となり、よりアルセウスVSTARを中心に戦っていけるようにしました。

 改良案2では
In : ビッパ・ビーダル 各2枚
Out : ガラルファイヤーV, エネルギー付け替え, セイボリー, キャンセルコロン
となり、頂への雪道やツツジをプレイされた際にも復帰できるようビーダルを採用しました。

 デッキの中身や不採用カードを見てもらうと分かる通り、コントロールよりのカードよりも自身の動きを強くするカードを多く採用しています。
 ポケモンカードは1本先取であり、デッキパワーをできるだけ発揮させるためには自身の動きを強くするカードを多く入れるべきだと考えています。
 個人的にLOや耐久系のデッキを握る気が起きず、ガンガン行こうぜ!なデッキタイプを好んでいるため、ビーダルラインも削りガラルファイヤーVをアタッカー兼エネルギー加速担当大臣に任命しました。
 結果的に付け替え+ボスのギミックで勝ち切る試合もありいれてよかったと思います。デッキ選択の参考になれば幸いです。

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