免疫の仕組みを勉強してみた

前回の「コロナウイルスが感染する仕組み」につづいて、今回は「免疫の仕組み」について勉強してみました。コロナやワクチンのことを考えるうえで、免疫の仕組みも知っておいた方がいいですからね。

前回同様、素人がネットで勉強した内容を備忘でまとめたものになりますので、その点ご理解のうえお読みください。

ではさっそく本題に入ります。

免疫システムには大きく「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があります。

前者は生まれつき体に備わっている仕組み、後者は異物と戦うことで記憶した後天的な仕組みです。

引用元 :https://www.macrophi.co.jp/special/1435/
(分かりやすい図なので勝手に拝借しました。ごめんなさい。)

体内にウイルスが侵入してくると、この免疫システムが作動してウイルスと戦うことになります。免疫システムはいわば人の体をウイルスから守る「軍隊」みたいな存在ですね。「自然免疫」が陸軍、「獲得免疫」が海軍みたいな感じですかね?(ちょっと違うか笑)。

そしてこの軍隊(陸軍、海軍)の構成員は誰かと言うと、体の中にある小さな「細胞」さん達になります。軍隊における軍人さん達ですね。

この軍人さん達は、その役割によってさらにいくつかの部隊に分かれています。「司令部隊」「伝令部隊」「歩兵部隊」「整備部隊」などなど。

以下、部隊の編成を「自然免疫」「獲得免疫」別に見ていきましょう。

<自然免疫側>
自然免疫には6種類の部隊(細胞)が存在します。ウイルスという敵が侵入してきた時に敵の情報を司令部隊(ヘルパーT細胞)へ伝達する伝令部隊(樹状細胞)や、ウイルスや癌細胞と最前線で戦う特殊攻撃部隊?(ナチュラルキラー細胞)などです。ちなみにナチュラルキラー細胞は直訳すると「生まれながらの殺し屋」です(笑)。

引用元 :https://www.macrophi.co.jp/special/1435/
(分かりやすい図なので勝手に拝借しました。ごめんなさい。)

<獲得免疫側>
獲得免疫も6種類の部隊(細胞)から編成されています。体内に侵入者が入ってきたら「B細胞」と「ヘルパーT細胞」が敵かどうかを見極め、敵と判断したら「ヘルパーT細胞」が攻撃の戦略を練ります。戦略検討に際しては「樹状細胞」が伝達してくれた敵情報や、「メモリーB細胞」から連携される過去の情報(過去に戦った相手の場合)を参考にします。戦略が決まったら兵士である「キラーT細胞」へ指示を出し戦闘開始。平行して「形質細胞」にも抗体を作らせ抗体がキラーT細胞を援護射撃します。戦闘モード以外の平時は、「制御性T細胞」が荒くれ者達が暴走しないように見張り役、調整役をしてくれます。いや〜、何と素晴らしい免疫システム!人間の体ってホントよく出来てますね。

引用元 :https://www.macrophi.co.jp/special/1435/
(分かりやすい図なので勝手に拝借しました。ごめんなさい。)

以上、免疫の仕組みについてでした!

(ド素人の自分でも平易に理解できるよう、比喩を使ったり、単純化してまとめたので、細かい部分で間違いがあるかもしれません。その場合はご指摘いただけると大変ありがたいです。)


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