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心から楽しめなかったし、楽しんだ後は罪悪感も感じてた

「感情を感じてはいけない」マイルールを持ってたから、ずっと長いこと生きるのを楽しめなかった私へ。

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自分のやりたいことを「やりたい」と言えないから、欲求を素直に出している人を見るとイライラしたよね。

欲しい/いらない、好き/嫌いといった意思表示も上手くできない。

楽しいことをやってても何故か申し訳なく感じてしまうあの感覚。

悲しいときでも平静を装ってしまうし
怒りたくてもつい笑顔を作ってしまうし
笑いたい時なんかでも笑みこらえてしまう。
自分の感情を、ヨシとできないみたいだね。

人前ではしゃぐのもいけないと思ってるから、はしゃいでる人を冷めた目で距離を置いて見てることしかできない。

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でもこれらの感覚が、「感情を感じてはいけない」マイルールを持ってるからではないかと気付いてからは、まず本当に感情感じちゃいけないのか掘り下げてみた。

周りの感情豊かな人たちを観察して、本当に「感情を感じてはいけない」のかの検証。

検証してみるとどうやらそんな訳なさそうだと、自分の感情に恐る恐る向き合ってみる。

これがまた怖かったよね。
いけないと思ってる感情を感じちゃうんだから。
でも感情表現してる人が羨ましかったから頑張れたね。

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この「感情を感じてはいけない」マイルールはきっと、感情のまま表現した幼少の私を見た近しい大人が、不快そうな顔になったのを見て間違って学んでしまったのでしょう。

まぁ大方我が父あたり。
楽しくてはしゃいで大きくなった声を叱ったり、泣き声をうるさい!とでも怒鳴ったかな。

でもそれを大人になってきちんとした知識や広い視野で見直してみると、感情感じて良いに決まってるのが分かったね。
きっと豆キャパなお父さんがお仕事で余裕なくなってイライラしてるのを当たられただけで、私が感情を感じることは素晴らしいこと、思う存分味わったらいいよ。

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ねえ小さな私へ。
あなたは今は苦しいかもしれないし、とてもつらいと思う。
それでもあなたは10数年後に感情豊かな人間になれるからね。
楽しみも喜びも、時に悲しみや辛いこともしっかり味わえるよ。
「感情を感じてはいけない」マイルールを手放せるから、ここから応援してるよ。

生きづらさ応援の活動をしています。