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20240916 心理学の研究動向に取り残されて

 私の研究がイケてない理由は無限に考えられますが、その1つとして「最新の研究のインプットが全然できておらずそのため学会で認められるような研究テーマを見いだせていない」というのがあると思います。
 Twitter(現X)などでつよつよ研究者のつぶやきなどをみると、最新の面白い研究に関するツイートをなされていることが多く、やはり世界の最新にちゃんとキャッチアップされているなあと感心させられます。
 これはつよつよ研究者は研究大学に勤められていていろんな同僚や大学院生などから最新の情報を得ているのもあるのでしょうが、ご自身が海外の学会に加入されてそのジャーナルを読み続けているからその分野の最新を把握できているからこそだと思います。
 昔は私も『Child Development』とか『Developmental Psychology』などを読もうと頑張っていた時代はありましたがその後テーマが変わったので最近は全然見ておりません。今追いかけたい「祭」なんて本当にどのジャーナルを読めば知見を得られるのかさっぱりなので最近では海外雑誌を読むことを本当にしなくなってしまって10年近くたってしまい、今では取り返しのつかない無能になってしまいました。・゜・。(つД`)・゜・。
 でもここでこのまま終わるのも嫌なので一念発起してAPAのHPみてAPA刊行のジャーナル一覧から自分に合うものを探して基盤とするジャーナルを決めるぞ!と決意して探し始めました。
 昨日書いたように最近は心理尺度の在り方などの方法論に興味があるから…と思って最初にみてみたのがこちら。

〇Psychological Methods

https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/met/

 難しすぎる…日本だと行動計量学会の発表がわかるレベルの人じゃないと内容を理解できないだろうなあ…。それに「研究法」の中でもデータ分析が関心の中心で、データを取る前の方法などに関する記事はあまりなさそうなので私には関係がないだろうなあと。

〇Psychological Assessment

https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/pas/

 これは結構私好みではありますが臨床寄りすぎるなあ…。尺度開発などの最新の方法などを理解するにはよさそうだけれども、取り上げられている症状などが多彩すぎるしどれもあまり興味がない…これならまだあれの方が…と思って探したのが以下のど定番でした。

〇Psychological Bulletin
https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/bul/

 全体的な心理学の動向をおさえるためにはやはりこれをちゃんと月1でタイトルだけでもみておく必要あるだろうなあと。
昔はこの各ジャーナルの論文タイトル一覧のページをブックマークして気が向いたときに巡回するようにしていたのですが、それではすぐに忘れてしまうので、ベルのマークのところをクリックしてページが更新されたらメールが届くようにしました。

 APAへの会員登録などは不要でメールアドレスを登録するだけでよいみたいなので、他の定番雑誌も登録しておくか…と思い以下のページも登録してみました。

〇Journal of Personality and Social Psychology

https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/psp/

〇Developmental Psychology

https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/dev/

 通知を増やしすぎると届いても読まなくなるからと上にあげたものに絞りましたが、結局ど定番を登録しただけで、自分をアイデンティファイできるようなジャーナルに出会うことはできませんでした。APA以外で気になる海外の学会はあるのですが、今の所属先は心理系の電子ジャーナルはAPA PsycArticlesしか使用できないのでまずはここからだよなあと。

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