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20230107 博多の住吉神社の鷽替え

 福岡の1月7日といえば久留米市の鬼夜と太宰府天満宮の鷽替え・鬼すべ神事が有名だと思います。しかし今日過去の写真フォルダを漁っていると2018年1月7日に博多の住吉神社で行われた鷽替え神事の写真を発見したので今日はそれについて書いてみたいと思います。
 
 もう5年前のもので,それ1回しか見学していないので記憶が不確かですみませんが,記憶では正月飾りをお炊き上げするどんど焼き的な祭事がまずあったと思います。
 

 参加者と交換する鷽の木形はあらかじめ購入しておくもので,当時は500円だったと思います。

  それを20時過ぎくらいからその場にいる参加者で交換をしていって,記憶では5回くらい交換して最後に持っていた鷽に書かれている数字で福引をする祭事だったと思います。
 
 私が鯛が好きで,吉塚にある十日恵比須神社で大きな鯛の人形はお金を出せば買えて自宅と職場にそれぞれ1匹飼って飾っているのですが,この住吉神社では非売品の金と黒の大鯛の人形があります!これは絶対に欲しい!誰にも譲らない!と思って意気込んで鷽替えに臨みます!

 木形を交換する際のちょっとしたやり取りでその場が和んで「仲間意識」が形成される気がするし,神職の人の進行も面白いので,「あたりたい!」という感覚は次第に薄れて自分には当たらなくてもその場の人にあたれば楽しめる気になるので良い時間の過ごし方ができるなあと思います。これは夫婦恵比須大祭も同じで,「ものがあたるご利益」ではなく「人と楽しい時間を過ごせるご利益」があるのだろうなあと思います。

 そういう意味ではおそらく西宮神社に行けば恵比須様関連で鯛の人形はいっぱいありそうな気がするのですが,ちと今西宮関係で寂しい思いをしているので今年は無理な気がするので明石でどこかないかなあとも。

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