20241022 地域の祭と学校の休み
本日は10月22日。姫路の魚吹八幡神社の秋祭りでは屋台に電飾が灯りそろそろ各地区に戻っていく時期でしょうか。関西にきてから3年が過ぎようとし、14,15日の灘のけんか祭の1週間後に魚吹八幡神社の秋祭りがくると秋祭りが終わるというリズムがなんとなく定着してきたように思えます。そしてそれはまた、博多灯明ウォンチングが10月19日に開催されたのを忘れてしまっていたことにつながるのであろうなあと。
なんか公式HPをみると大雨の影響で、櫛田神社はおこなえたけど大浜や博多駅などは中止になったようで大変だったのですね。
で、灘のけんか祭りでは地元の中学校の放送部が放送を担当したり、魚吹八幡神社では中学生の集まりがあって飲み物くばったりと年齢階梯制の一部になっているのが見受けられるので、播州の秋祭りのある地域では祭りの日は学校はお休みだと思います。
では、「姫路市が2日」祭のために学校を休みにしていたとしたら、兵庫県の他の地域では何か他の理由で2日間取っていたのでしょうかね。それとも、他の地域では2日間余計に登校しなくてはならなかったのでしょうかね。
おそらく「最低開校しないといけない日数」とかは教育基本法とかで決まっていると思うのですが、「これ以上開校してはいけない日数」というのはないのかもしれません。なのでおそらく祭で休みにならない学校は休みになる学校より登校日数は多かったのだろうなあと。
このあたりは教育行政が専門の先生や、校長教頭教育委員会を経験された先生に聞けば教えてもらえるのでしょうが、なんかネットにまとめてないかな~と思って探してみると、その答えではないですが播州の秋祭りの休みに関する面白い記事を発見しました。
【書誌情報】
神戸新聞NEXT 2020 例年なら休みの小中学校 秋祭りの日、今年は授業(2020年10月12日)
新型コロナ禍で全国の祭りが延期になった中、播州の秋祭りも延期になって、例年は休みだった学校がどのようにしたのかについてまとめた記事でした。
要点をまとめると
・姫路市の小中学校計101校のうち祭りで休みになるのは30校
・灘のけんか祭りに近い白浜小では通常授業実施
・的形小では「スポーツフェスティバルを実施」してコロナで見送った運動会の代替
・魚吹八幡の近くの朝日中も体育行事
結構意外だったのは姫路で休みになるのは3割程度なのですね。もっと多いと思っていました。しかしよく考えると播州の秋祭りが盛んなのは海側だけど、姫路は結構北まで範囲が広いですものね。まあでもこれだと「〇〇小だけ休みになってずるい!」みたいに思っている子どもたちは結構多そうだなあと(笑)。
まあでもどの地域にも市民や地区の祭りはあるだろうからその日を学校の休みにすればいいのにと思いましたが、基本的に伝統的な祭り以外の祭りは「日にち指定」でなく「曜日指定(週末指定)」だから学校を休みにする必要がないわけですね。
ならば、日にち指定の伝統的な祭りのない地域では祭り以外の日に休みを作ればいいのにと思ったのですが、そんなことをすると子どもを預けられなくて困る保護者からの反発がすごいのだろうなあと。ある意味、伝統的な祭りであるから「平日に学校を休みにする」ということを学校が決断しても、祭りに参加しない保護者からのクレームが出ないのだろうなあと。
そんなこと考えると学校を特別に休みをすることさえもすごく難しく調整が必要な問題であり、そんな面倒くささばっかりが固まった状況だから教員希望者が減るばかりなのだろうとも。