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Nadi・凧・心のコントロール・呼吸法 vol.1

子供達の勉強と本気で向き合いながら思うことは
  
「テストの点数よりも学ばなきゃいけない大切なもの」があるのに、それをちゃんと教わっていない、ということです。
 
そして、周りにいる人もちゃんと伝えることができないことです。 

 
例えば、人の心は情報で出来ています。
目にするもの、耳にするものが、価値観や心を作り上げます。
 
インスタグラムでラーメンの画像見たらラーメンが食べたくなるように、心は知覚したものに簡単に引っ張られます。
 
今、強風のように吹き荒れる情報の流れの中にいる子供達に
「人の悪口を言ってはいけない理由」
をちゃんと教えてあげないと、子供たちが間違った方向に飛ばされていってしまします。
 
そしてそれは、私たち大人も同じです。
「あ〜れ〜」と飛ばされてしまいます。

 
... ... ... ...

今の私たちの生活はかつてないほど便利です。

暑ければ冷房、寒ければ暖房。ネットで検索、クリックで必要なものが届き、大阪まで3時間弱(寝て起きたら大阪なんてことも)、近くにコンビニありますし、世界中の食べ物が食べられる(考えてみると、バナナなんて安くて美味しいのに、300年前の横浜では誰も食べられなかったはず)。電話やSNSですぐにコミュニケーションもとれるし、声だけじゃなくて、デスクトップに相手の顔を見ながら話もできる。

藤原頼通も、源頼朝も、織田信長も勝海舟も持っていなかった「モノ」を持ち、私たちは便利な生活をしています。一人ひとりが、スタンダードレベルで、すごい状況です。

じゃぁ、みんな毎日幸せか、というと、なかなかうまく答えられなそうです。

朝起きた時に爽快か?日曜日も、会社の朝も爽快か?体調は大丈夫か?心身ともに健やかか?まさか、、、愚痴を言って「すっきり」なんて思ってないか?

「寝てる時が一番幸せ...」という人も、ひょっとしたら、いるかもしれません(笑)

でも笑い事じゃなく、私自身がそうでした。
 

「人の悪口を言ってはいけない理由」は、シンプルにいうと、口にしている本人が辛く、暗くなるからです。

だから絶対に言わない方がいいのですが、一つここで問題があって「悪口ダメだ」と気づいているけど、心のコントロールができないということです。

... ... ... ...
 
呼吸法はヨガから取り入れたものです。
 
最近、とても流行っているヨガですが「ヨガ」の語源は「調御」という意味です。
 
 
「心のコントロール」
 

ランチタイムにあんなに楽しい気持ちになったのに、午後の業務が始まって1時間すると気持ちがどよ〜んと沈んでいたり、心はコロコロと変わります。

糸の切れた凧のように、あっちへこっちへと流されます。

心が凧だとしたら、そこに糸をつける。

空に揺られる凧には手こそ届きませんが、糸を使えばなんとかコントロールできます。

糸をつける行為の一つが、ヨガの様々なポーズをとることです。前後左右へと対象的に体を動かしていきます。イメージですが、右を固め、左を固め、前を固め、後ろを固め、散漫になった心を、だんだんと体の中央部分に向けて収めていく感じです。

そして、呼吸法もまた、心のコントロールに大きな影響を与えます。
深呼吸したときのなんとも言えない、ふぅ〜っとか、はぁっ、という爽快感は誰でも経験があるはずです。

あれがもっと爽快になったものを今回の4/26にはお伝えします。
 
そうやって、糸をだんだんと手繰りよせ、「凧」を自分の方へと近づけてくる。「凧」が近づけば近づくほど、コントロールが簡単になり、そうやって理想の精神状態を作り上げます。

今の私は数年前の比べると、きっと別人です。体も気持ちもちょー軽い。全然違います。
 
 
SNSは便利である一方で、ものすごい流れの強い風をイメージさせます。コントロールするという意識すら、わかないほどに、私たちは、流されていきます。
 

それを変えることができます。
 

 

つづく。



Study&Nadi
松尾健史



4/26(日)「人の悪口を言ってはいけない本当の理由と乱れた心に効く呼吸法」
https://kokucheese.com/event/index/593297/

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