第1章:人をうらやましいと思うのは悪いことではないというおはなし
わたしには自分に持っていないものを持っている人をとてもうらやましいと思うことが非常によくあります。
外見、才能、お金、地位、名誉、他者からの評価などなど挙げればキリがないほど。
そして、時として自分のうらやんでいる人が憎くなることもあります。
そんな憎い人が転落することにある種の快感を覚えてしまうことがあります。
例えば、自分と同じ部署に自分より大きな仕事を任せられた同期がいたとします。そんな時わたしだったら、なんで自分には回って来ずに、あの子が担当を任されたんだろうと