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脳内に「自分の小売市場」を描く

私は、神戸市が実施している商店街・小売市場の振興施策のひとつ「商店街・市場応援隊派遣事業」において「応援隊員」をやっています。

神戸市のホームページ内「商店街・市場応援隊派遣事業とは」
https://www.city.kobe.lg.jp/a92777/business/sangyoshinko/shokogyo/shop/index.htm

現場で、どのような活動をしているかは守秘義務があるので一切書くことが出来ません。
オブラードに包んだ書き方をしても、読む人が読んだら推測されてしまうので書けません。
ただ、「店を営む暮らし方」を実践するのが日々難しくなっていってる状況を目の当たりにしている・・・ということは伝えたいです。

ここ(note)で書いているテーマ「人生の暮れ活」において、「店を営む暮らし」という選択肢ってのは、あった方が愉しいに違いないと思っています。
それが難しい・・・って、ずいぶんキュウクツな世の中になってしまったもんやなぁ~と感じています。

しかし、誰がそんなキュウクツな世の中にしたのでしょうか? 
誰か悪者がいるのでしょうか?
スーパーやコンビニが悪いのですか?
そんなことはない。客の立場でいる私たちがスーパーやコンビニを利用するのは、何かしらのメリットがあるからです。
じゃ、小売市場が衰退していくのは時代の流れで仕方のないことなのでしょうか?
明らかにNOです。ノーです。
スーパーやコンビニには、便利さをお金で買っているところがあります。それは、ありがたいことには違いありません。
でも、スーパーで買い物する日が続くと、なんかこう、家族や友達としか話してない時が1週間くらい続いた頃に湧き上がる焦りに似たストレスが溜まってきます。
食の愉しさはこんなものではないだろうと。

小売市場が、スーパーやコンビニに駆逐されて淘汰・縮小していくのは仕方ないことかも知れませんけど、無くなってしまったらどうなるでしょう?

私は、困ります。

でも、小売市場の衰退は止まりません。

じゃ、あきらめるのか? いやいや、そんなことはありません。

商店街とか小売市場という、店の集積地が無くなったとしても、街に店が無くなることはありません。
集積されている便利さが無くなったから利用しないなんて、便利に首根っこ掴まれて過ぎと違いますか?
街にエエ店はあるんです。
なら、こっちから動いて利用しましょう。
小売市場を自分の脳内に描くのです。名付けて「脳内小売市場」です。

1:ネットで街の名前と店の業種(肉屋とか鮮魚店とか)を入れて検索

2:ランでもチャリでも何でも使って行ってみる。

3:店周りや中が新しかろうが古かろうが、手入れが行き届いているか確認、もしOKやと判断したら客として買い物する

4:OKと判断した店は最低3回利用する(店の状況の違い、自分の味覚や体調の違いなどのブレを小さくするため)

5:「エエがなぁ~」と感じた店は脳内にチェック。そうでない店はスルーする(ここ大事。いちいち文句言わない。自分も他人もハッピーにならないから。)

6:1~5を繰り返す。これで「脳内小売市場」の出来上がり。

美味しい食材をフットワーク使って手に入れて食べる。
栄養補給、体力増強、精神充実、なんせエエことづくしの「脳内小売市場」作り。
ぜひ、みなさんも作ってみてください。



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