夜中のつぶやき

こんばんは。講師の松尾です。

普段Twitterで書けないような、昼間に話すには少し恥ずかしいような、思いや気持ちをnoteを使って綴りたいと思います。

つい先日、昔の職場(予備校)の同僚と会ってきました。
音楽で生きていく!と意気込んで、ギターと彼女を連れて東京に行った25歳の人間です。
その人間から貰った言葉を紹介させてください。

私が2年前の今頃に、大学講師業と、塾の経営をやるぞ!と決めたときに、1番近くに彼はいました。

やっぱりどんなことでも、最初はモチベーションがあがって準備もして、ワクワクするのですが、いざこちらの世界に飛び込むとなった2ヶ月ほど前に段々と怖くなってきたのです。

そして、2019年2/28、前の職場の最後の出勤日のことです。
いつも通り仕事を終え、会社の上司に「お世話になりました」とだけ告げ、家に帰りました。
いつも通りお風呂に入っている時に急に泣けてきたのを覚えています。
「社会人という軛から外れて、1人でしっかり歩めるのか」
「中学生高校生相手ではなく、大学生、社会人に対して授業ができるのか」
「塾の経営で大赤字を出さないか」
色々な恐怖で泣けてきました。

いてもたってもいられず、すぐにその同僚に連絡し、いつもご飯を食べてるところで晩飯を一緒にしました。

私としては、恐怖心を払拭するような、いつも通りの、明るい話をしに行ったつもりだったのですが、彼は何かを察し、私の不安な気持ちを汲んでくれました。全て話をしてという彼に、私は溢れ出た水のように今抱えてる不安、恐怖、を全て吐き出しました。

全てを聞いた後に彼はこう言いました。

「あっくん、失敗してもいいやん」


その言葉で私はその日2回目の涙を流しました。後にも先にも、友達の前で泣きじゃくったのはあの日しかありません。


公務員になろうとしている方は、おそらく凄く不安で、周りからのプレッシャー、期待に応えなければという想いも人より強いと思います。でも、1番自分にプレッシャーを与えている人間は自分自身だということも忘れないでいて下さい。

もちろん、私は講師なので、生徒の皆様を合格させるべく本気で授業をします。面談等をする中でも、こんな事を言ったことはありませんが、ここは私の思いを綴るリベラルな場なので言わしてもらいます。

1発で決めなくてもいいじゃないですか。
失敗しても、誰もあなた方を責めないですよ。
ひたむきに頑張るその姿勢が、人間らしさだと、私は思います。

長文失礼しました。
松尾敦基