1年後、私たちは何を大切にして生きるのか。

こんにちは。松田です。
（この記事は会社としてでなく、一個人としての見解・意見です。）

今世の中で起きていることや、これから起こりそうなことをつらつらと書いていきます。この記事を読まれた方が、少しでも何か光を見つけられたような気持ちになると、書いた意味があったのかなと思います。

今起きていることをどう見てる？

どの目線で見るかで、まるで変わる。

家族の1人としての目線、従業員での目線、失業者からの目線、お金持ちからの目線、医療従事者からの目線、経営者としての目線、国としての目線、社会構造から見た目線、文化や生活環境から見た目線、宇宙から見た目線、時代の流れから見た目線…

今、あなたはどの目線で、コロナウイルスと向き合っていますか？

ここから1年で大きく世界は変わります。そして、新しい世界の仕組みになっていきます。目線を変えるだけで、少しでも頭の中がクリアになったり、今自分がすべきことが見つかったりします。

今、何が起きているか。

今、世界はコロナウイルスによって、健康・経済ともにボッコボコにされています。

・急激に広がっている
・現時点での治療法がない
・無症状の人が多く、封じ込められない
　　　↓
これ以上の速度で広がらないためのロックダウン、緊急事態宣言
　　　↓
経済が回らず会社が倒産、失業者の激増

ここまでが現状起きていること。

だた、ロックダウンしたからといって、コロナは収束せず、今後も付き合っていく必要があります。落合陽一さんが仰るように、ほぼ間違いなく「withコロナ」となっていくでしょう。

このままいくと社会はどうなるのか。

現在の状況（日本だと「3蜜」を避ける）が半年以上続いた場合、（社会の価値観や時代の流れという視点で、）何が起こると予想されますか？

衰退していく産業を考えてみると、人が密集する場所（大衆居酒屋・ライブ・イベントなど）は、しばらく営業ができないので衰退していきます。そして、数ヶ月前と同じ姿へ復活することは二度と無いでしょう。

半年以上、まともな営業できないのであれば、時代がアップデートされ、それに変わるもの（代替されるもの）が出てきます。大衆居酒屋での飲み会は「zoom飲み会」のように一部オンラインで定着していくでしょう。

これは、時代がアップデートされていく必然であり、不可逆反応です。もう公衆電話が主流の時代に戻ることはないですし、普段の連絡を手紙でやり取りする文化に戻ることはないです。（新たな形で、価値を生み出して戻ってきます）

3蜜に当たる業種が衰退していくと同時に確実に起こるのが、あらゆるもののオンライン化。

「オンライン化」の意味を考えてみる。

「オンライン化」を、ただ「WEBに置き換わる」ということして捉えてしまうと危険です。オンライン化によって、世の中の価値観や、社会の大変革が起こると考えた方が良いです。（少なくとも可能性としては、頭の片隅には入れた方が良いです）

オンライン化によって簡単に想像できるのは、「場所に捉われなくなること」。これは働く場所も、住む場所もどちらもです。（人が集まらないとできない撮影や工場勤務、美容院など接客が必須な業種は今後も残るでしょう）

すると、どうなるのか。

リモートワークにより本質があぶり出される。

ここから半年以上、リモートワークが当たり前になったと想像してください。そして半年後に急に、「では、コロナも落ち着いたことだし、満員電車に乗って、この渋谷のオフィスで、9時〜18時までみんな一緒に働こう！」と言い出したら、そいつはバカか。となりませんか。

半年間もリモートワークで成り立っているなら、それで仕事が回っていますし、サボっている人は結果で見えるので、自然と必要な人材が浮き上がってきます。職場に居て、やってる風の人はどんどん評価されなくなっていくだけで、より本質的なものだけが残る組織になっていきます。

会社の新人教育でも同様に、オンライン化すると、つきっきりの指導は減るので、一人前になれるのは、「自分で考えて動ける人間」だけになっていくでしょう。この状態が続くとどうなるか。

毎日1%の努力をしている人と怠けている人の結果を対比する際に0.99の365乗=0.02551、1.01の365乗=37.7834、という話がありますが、この事実に気付かせてくれる人がいなくなってしまいます。

すると、差が一気に開いていき、最終的には「資本主義の2極化」が起こる可能性があります。（現在の比にならないほど）

資本主義の2極化と同時に起こるAIの発展

2極化していくと同時に起こるのが、テクノロジーやAIの発展。これが意味するのは、単純労働でなんとか働けていた人の仕事が、AIに代替されていくということです。

これを考えていると、正直ゾッとしました。

そして、テクノロジーが発展して起こる究極は、インフラ化。大規模なプラットフォームや、サブスクリプションの上に乗って生活することになると思います。

生活はAmazon、検索はGoogle、娯楽はYoutubeやNetflix、VR、ARなど。医療や介護なども新しいテクノロジーによって、より少人数の賢い人たちが創った仕組みによってインフラ化されていく未来がなんとなく想像できませんか。

大多数の人の職が無くなるような話ですが、煽りたい訳ではありません。時代が変われば、人類の仕事も変わる。何か新しい仕事が生まれるはずです。

これからの時代に生まれる新しい仕事は？

今までの時代の流れとして、「労働の時代→工業の時代→情報の時代」と移り変わってきましたが、次は何の時代になるのか。

資本主義の2極化の究極としてインフラ化され、仕事がなくなった人に、最低限の生活が担保されるようになれば、その大衆の人々は何に価値を見出すようになるでしょうか。

また、資本主義の頂点に立った人は、何を欲しがるのでしょうか。

「お金」を中心とする資本主義のような無機質なものに対して興味が薄れそうですよね。

「お金」は「お金」でしかないのですから。

「お金」への価値観が薄まると、次は「思想、文化、繋がり」などの人間の脳でしか生み出せないものが世の中の価値観となっていくでしょう。

現実で分かりやすい例を出すと、「利益」を重視する株式会社はどんどん減っていき、「想い」を大切にするNPO法人が今後世の中の主流になっていく可能性が高いと考えられます。

既に、そんな風潮は始まっていますよね。（オンラインサロンもその流れの一つでしょう）

コロナの話に戻ります。

（少し極端な）世の中の大きな流れについてに話しましたが、今のコロナに直面する現実で起こっていることに目を向けてみます。

今から、多くの人の中で、「自分の人生に向き合わされる」ということが起こってきます。

リモートワークになり、家にいる時間が長くなることで、「オフィスで何となく働いて、自分の人生をごまかす」ことができなくなっているのです。

それは、自分が思考停止していても、ごまかして生きられた「決められた場所、時間、内容での仕事」がなくなるということです。無駄な飲み会も、中身のない会話も、必要のない気遣いも減っていくのです。

無駄なものがなくなったら、急に自分の心にスペースが空きます（今はそのスペースをコロナへの恐怖で埋めようとしている人が多いと思います）。

無駄なものがなくなったら何を考えるか。

心のスペースが空くと「それぞれが自分にとっての本当の幸せを考えはじめる」「仕事以外に生きている意味を考える」ようになっていくのではないでしょうか。

「何の為に仕事をしているんだろうか。」「何の為に生きてるんだろうか。」「自分が大切にしたいものって何だろうか。」

そう考えたときに、「お金、権力」のような飾りを心の底から欲しがる人は少なく、「大切にしたい人、価値観、繋がり」など人間的で本質的なものに向き合うことになるでしょう。

その先の世界を実現する為に資金が必要になるかもしれませんが、それは利益追求の株式会社ではなくNPO法人のような存在が担うことになるでしょう。

個人として、今後どうしていくのか。

これからの時代の流れと、どんな世の中の価値観になっていくか考えたとき、一個人としてはこれからどうしていくのがいいのでしょうか。

人は、大きく２種類に分かれると考えます。

単純労働などの「誰でもいい仕事」は減っていき、
・仕組み（インフラ）を作っていく人。
・仕組みを作っている人と、仕組みに乗って生活する人たちに、喜んでもらえる人。

簡単に言えば、「賢い人」と「面白い人」。

「面白い人」と表現しましたが、意味のある仕事（人の脳や心に触れる、心豊かになる仕事）をする人が特に増えるでしょう。具体的には、「家庭、健康、人間関係、繋がり、空間、五感に刺激を与えるもの、文化、芸術、思想、スポーツ、恋愛、レジャー、お笑い、応援」のような仕事です。

自分は「賢い人」ではない、もしくは両方兼ね備えたいという人は、自分はどんな仕事がしたい（向いている）のか考えることになると思います。

そのとき、最も大切なのが、「自分は何者であるか」を知ることです。

自分は何の為に生きていて、何を大切にしているんだろう。

それを知ることが、あなたの人生にとって重要であり、周りから見たときに「意味のある人間」となり、生き様や仕事に繋がっていきます。（生きているだけで意味はありますが、社会にとってより可視化された意味です）

今後は「すごい（成果・実績）」よりも「その人らしさ」が重要視されます。エガちゃんがYoutubeで爆発的にチャンネル登録者が伸びているのも、その序章です。

あなたも、自分の心の声に従いましょう。

本当は何がしたいのか、どんな人間になりたいのか、それは自分だけに意識が向いているものでは無いか、誰が幸せになるのか、自分が死ぬ時にどんな形で感謝されるのか。

本当の自分に本気で向き合い、それをしっかりキャラ作り（体現）しましょう。

では、最後に一つだけ質問をします。

「1年後、あなたは何を大切にして生きていますか？」

P.S.
この記事は、松田が今まで生きていて感じたことをそのまま書いています。情報としての信憑性は担保できず、今後の時代の考え方も間違っているかもしれません。（ぜひ、ご指摘ください）

ただ、現在世界で起きていることが、「人類がアップデートされる」ターニングポイントだと捉えていることが出来るのということを、お伝えしたいです。

また、私1人では凝り固まった思考になってしまうので、是非、色んな方とディスカッションをしたいです。（コメントやご連絡ください。）

少しでも、あなた自身が大切にしていることに目を向け、幸せに生きられるようになることを心から願っています。

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