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弱い腕と重心

趣味が増えた。
突然増えた。

キッカケはなんだったろう。
サンリオだ。あの日はキングオブコント2020の日だった。

初めてサンリオに行って、その世界観に圧倒され、
絆されたのは心のみならず財布の紐。
パートナーが欲しいと言った人形に挑戦するのには、
全くためらいは無かった。

しかしその日はキングオブコント当日。
注目の決戦は19:00から。
筐体を見つけたのがもう出る時間。
早く出ないと決戦を見逃す。

クレーンゲームとは、スリリングな体験だ。
動かして持ち上げられるか上げられないか。
持ち上げて取れるか取れないか。
お金を無駄にするかしないか。
ある種ギャンブルのような中毒性がある。

それに加えての、時間の縛り。
そこからの焦り。
からの間に合うかの賭け。

素敵な世界観に緩んだ心を
真逆の世界へ突き込ませるコペルニクス。
急激な落差の環境の変化にハイになった自分は、
両替機に千円札を入れまくっていた。

しかしどうにも取れない。
当たり前だ。取れないように作っているもんだ。
アームは人形を撫で、空を掴み上昇する。
必死に100円を投げ込んでも、
取れることはなかった。

結局見かねた店員さんが声をかけてくれ、
もう触れるだけで取れる形にしてくれて、
やっと取れたのが最初の成功体験。

成功体験(仮)と言っても差し支えないだろう。
悔しかったので上手く取れる方法を探った。

するとこの世の中、
誰かがどこかで発信しているもの。
九州にいるクレーンゲームに特化した
Youtuberを見つけ、学ぶ。

まずクレーンゲームの基本は、
繰り返すことであることを知る。

一回で取ろうとするから、
ギャンブルになる。
そもそもクレーンゲームというのは、
安く景品をとるチャンスではなく、
アームを動かして遊ぶ遊びなのだ。
その対象物として景品があるにすぎない。

繰り返し、対象物の状態に合わせて、
最適な一手を打ち、とることを目指す。
ほぼ将棋だ。

寄せるのと落とすのを同時にやるのは不可能。
寄せてから、落とす。
分けるのだ。

そうして基本を知り、
筐体の前に立った場合、
いきなり100円を入れてはいけない。

どう設置されているか。
それをよく観察することから始める。


人形の場合、まず重心をみることが大切。
軽い方と重い方を見極め、
重い方を持ち上げ引きずるか、
軽い方を持ち上げバウンドさせて
手前にひきよせるか。

それから、始めの一回目で、
・アームの強さ
・縦横の移動制限
・下降制限
を見る。

これで厳しそうであれば、
この台はパス。

この後攻略的なことをちゃんと書きたかったけど、力尽きたんだなあ。

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10時起床。
柔軟。時間をかけて深呼吸しながら伸ばすと気持ちいい。

最近よく鼻が詰まる。
朝起きて喉に鼻がかかっていることが多いので、歯磨きは痰を吐く競技だ。

コーンフレーク食べながら、Youtube。
めっちゃ美味しい。しゃりしゃり。

お昼はカレーを食べる。
行こうとした店が激込みだったので、
道端の素敵なカレー屋さんへ。
最高。メニューが最高。幸せだ。

その後、街をうろつく。
古着屋で可愛い服を見つける。
蜂。花柄。可愛い。2500円。
買った。

クレーンゲーム。
今日はめっちゃ調子がいい。
やばい。バカとれる。

大きいところも回った。
バカ大きい。楽しい。
みるだけで、地下へいくエレベーターが楽しい。
あの瞬間がエンターテインメント。

夜ご飯は鶏肉を食べた。
鶏肉美味い。鶏肉を食べたい。
ささみ大好き。砂肝大好き。

20201024

〈食事〉
朝:コーンフレーク
昼:牛すじオムカレー
夜:親子丼、など鶏料理

〈エンタメ〉
クレーンゲーム

頂いたサポートで、ちょっといい生活を送ります。 ハーゲンダッツ買ったりとか、鶏肉を国産にしたりとか。