地方の診断士活動について③

地方での中小企業診断士について、3つの観点で考えてみたいと思います。

①診断士になるまでの学習環境
②首都圏と地方の違い
③地方に仕事はあるのか

今回は最後の③について述べます。

③地方で仕事はあるのか
「仕事は十分にある」
県の診斷士会と地域の金融機関や保証協会との連携がしっかり取れており、そこから発生する経営革新等の依頼の数は多く、仕事は十分にあるようです。諸先輩方の話を伺う限り、むしろ診断士の数は足りていないくらいだそうです。
また、創業セミナー等の講師の仕事も各市の商工会議所経由で入ることがあり、企業内診断士であっても、講座やワークショップの講師をすることがあります。
診断士会の活動や研究会に関わることで、企業内診断士でも仕事の機会は十分に得ることができると感じています。
当初、私は地元の栃木での診断士活動に不安を感じていました。確かに、東京ほど企業内診断士が活躍できる機会は多くないかもしれませんが、その少ない機会を積極的に活かす姿勢があれば、十分に診断士としての仕事ができると考えています。この研究会の立ち上げも、そんな思いの一つが叶った結果だと考えています。

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