eスポーツ企業はもっと宣伝せよ!!

eスポーツを運営する企業は、もっと積極的に宣伝する場を持つべきと改めて思うことがありました。

去る2月27日~3月1日にかけ、幕張メッセで「第6回ライブエンタテインメントEXPO」が開催されました。
https://www.live-event.jp/ja-jp.html


このイベントは、イベントで使用する映像機材や演出機材の展示やデモンストレーションが行われ、最先端の映像技術を見ることができるイベントです。
このイベントに、今回初めて「eスポーツ」が加わるということで、eスポーツイベントに携わるものとして、また新しいイベントで使える機材や技術を見に行ってきました。

が、到着すると正直愕然としました。

なんと参加しているのは、JCGとRiZESTのみ。
※JCGは、映像機材大手のAVCさんと共同出展だったようです。

JeSUもCyberZもウェルプレイドもグルーヴシンクもいませんでした。

みんな、本気でビジネスする気あるんですかね?

確かに展示会に出展するとなると、それなりの費用は掛かります。
そこは理解できます。
しかしながら、その費用とはいかほどでしょうか。

今回RiZESTが出展していた形式でいけば、おそらく50~60万円でブース出展と造作はできたはず。
※いわゆるパッケージブースだったので、そのくらいが相場観かと。プラスアルファしても100万しない金額でそれっぽくは出展できていたはずです。

なのに、eスポーツに関わり、それなりに実績のある企業が参加しないのは、正直に言ってがっかりでした。

もちろん、現在のeスポーツは投資部分が多く、しかも大手など参入がないブルーオーシャンといっても過言ではな状況。
時間がない、お金がない、人がいないのいずれかの理由も理解はできます。
それでも、少ないビジネスチャンスをものにしようと考えていれば、このチャンスを逃さないわけにはいかないはずです。

もしかして東京ゲームショウだけ出ればとイイと思ってませんか?
確かに見込み顧客は多いと思いますよ。
ですがが、同じ考えをもつ企業も多いですよね。
であれば、少しでも可能性のあるところでチャンスをものにすることも検討していただきたいと切に願います。

今回の「ライブエンタテインメントEXPO」は併催で、
「スポーツビジネス産業展」「地方創生EXPO」「イベント総合EXPO」と、ビジネスチャンスがもろに落ちているイベントだったと思います。
おそらく現時点でJCG、RiZESTは他社では獲得できない見込み顧客を獲得したと思いますし、他社はそのことをしっかり認識したほうがいいです。

来年2020年のオリンピックイヤーもこのイベントは開催されるとのことですが、すでに出展を検討している企業がありました。

テクノブラッド、ソフマップ、ベンキュージャパン・・・。

ウワサによれば、来年はeスポーツ関連のイベントもこのイベント内で開催されるとか、されないとか・・・。

2019年以上にきっと大きな流れができているeスポーツ。
今から様々な展示会やセミナーに積極的に参加していただき、eスポーツ関連企業にはビジネスチャンスを広げてもらいたいと思いました。

【直近開催予定のeスポーツ関連イベント】
■SPORTS Tech&Biz Conference
https://expo.nikkeibp.co.jp/sportsbiz/2019/
※3月20日開催

■黒川塾 六十七(67)「eスポーツ2019~世界で戦うと言うこと」
ゲスト:Kizoku(野良連合オーナー)+但木一真(eスポーツアナリスト) +ともぞう(ゲーム実況者) +黒川文雄
https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20190304103/
※ 3月22日開催

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