見出し画像

『石岡タロー』を観た

今日は映画を観てきました
『石岡タロー』

何だ?となりましたか?
それはある犬の話です


1963年
コロという犬が、
電気屋さんで飼われていました
コロは、朝晩と、
次女のきょうこちゃんが
幼稚園に通うのを
電車の駅までお見送りとお出迎えを
していました
街の人達にも愛されていました

ところがある日、
いつもなら電車発車の合図で
電車の中から出てお見送りするのが、
大きな荷物と人に阻まれ、
電車から降りられなかったのです

きょうこちゃんは、
コロと石岡駅で降りますが、
どうしていいか分からない
そんな所に
駅員さんが怖い顔をして
「お嬢ちゃんの犬?」と聞かれ、
怖さのあまり首を横に振ってしまいます

コロは駅員さんに追われ、
どこかへ逃げてしまいます
そうして
コロはその日帰ってきませんでした

お父さんが事情を聞き、
石岡駅周辺を1週間探しますが
コロは見つかりません
しかも子供に酷い事をされ…

でも
小学校の用務員さんの娘さんに助けられ
学校で飼う事を許してもらいます
そして、
タローという名前をつけてもらいました

タローは毎日1年生の教室を回ります
休憩時間にはみんなと遊びます
みんなから愛されました


ある日とあるクラスの女の子の後ろ姿に
きょうこちゃんを思い出し…
毎朝晩2回、
小学校から石岡駅を往復し、
駅できょうこちゃんを待ちました

その様子を見た石岡の街の人達は
タローを心から愛しました


17年、通いました


ある朝
タローは、静かに息を引き取りました


それから20数年経ち、
タローの事を新聞が取り上げます


そして…
きょうこさんは
タローを愛する人達と出会います

漸くあの日の
コロに会えたのでした
沢山の人達の思い出の中で


いや〜
泣きました
鼻水も出ました
わかって行ったのですがね〜

関東で上映されるとSNSで知り、
「関西でも是非!」とすぐ反応しました
なので、ある種運命の出会いです

茨城県石岡駅には
タローの銅像もあるそうです

本物のタローは、
朝晩2往復、計8kmを毎日通ったので
筋肉隆々だったとの事ですよ


偶に綺麗な涙を流すのは
体に良いです

皆様も是非



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?