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思い出焼き芋と消費社会

何だろう…思い出しちゃいました🍠

子供の頃は
車で売りに来る焼き芋屋さんがいて
母の機嫌のいい時は
「これくらいのなら2本、買ってきて」
たったかたったーと走って買いに行ったものです
兄も一緒でお支払いは兄担当だったので
その価値を知らずにいました
昔の焼き芋は当たり外れも少しあって
固い時はストーブで温め直したり
色は少し緑っぽいか黄色っぽいかでした

大人になって
スーパーで焼き芋が売られる様になり
お芋が変わりました!
繊維が柔らかく、色もオレンジ系
名前も“紅”ほにゃららと、
如何にも甘そうで
そして本当に甘い!
時間が経っても結構柔らかいものです

これは農家さんや、研究される方の力のお陰です
美味しくなれと考え続けて作ってくださったから、こんなに楽しめるんですよね
ありがとうございます

で、少し話を戻します

昔の焼き芋はどうやらその場で量り売りだった様でした
昔ながらの測りが車に付いていました
買う人によって「◯gね」とか、「これくらいのを下さい!」とかお願いしたのね

で、測って、グラムいくらって計算してもらってお金を払ってた様です
その金額が…結構高かった様です
だから、しょっちゅうは買いに行かせてもらえませんでした

高級お菓子なのでした!

今は、何グラムかお店さんがその日に決めている様で、日によって大きさが気持ち違ったりする様に思います
なので金額はほぼ毎日同じかと思います


それにしても、
お野菜や果物も税率と一緒に値上がりしちゃいましたね
無駄買いにならない様、量に気をつける様にする癖がつきました
消費されず買われず捨てられる、所謂フードロスを減らす事を意識する人が増えた事も、価格高騰と共に意識が高まったからではないでしょうか

それでも様々な状況が良くならないですね…何故でしょう

私がわかることの一つは、行政と農協のしがらみ、でしょうか
だから個人取引の農家さんが増えたのもしがらみ恩恵などへのカッパだ、自分達の作った美味しい物を自分達で守ろう!になっていったのではないかと思います

みんなが幸せに美味しく生きていければいいですよね

そんな事を考えながら
昔みたいに車で売りに来てくれないかなぁと思う日曜日です

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