不条理ホラー『Night of the Living Dead』

ホラー系大好き人間でございます

ゾンビ映画といいますと、
『Dawn of the Living Dead』
邦名『ゾンビ』が有名です

謎の彗星が地球に衝突した事で
謎の菌が侵食した為
人が“生ける屍＝ゾンビ”になり、
またゾンビに噛まれた人もまた
ゾンビになり人を襲うのです
これが主な話です

そこに付いてくるお話は次の通りです

テレビ局で働く女性とその恋人軍人、
その友人のゾンビ始末人と同僚の四人が
ヘリでショッピングセンターに逃げ込み
うまい具合に乗っとります

しかし落ち着いた日々も
ヘルスエンジェルス（暴走族）の出現で
壊されてしまい、
更に二人はゾンビに襲われ、
ゾンビになってしまいます

生き残った女性と黒人は、
最後の望みを賭けてヘリで飛んで行く
二人に安らぎの地はあるのか？

…というところで終わります

こちらのお話も何といいますか、不条理

訳のわからんものが突然
人を食い殺すのですからね
本当の救いもあるかないのかわからずで

その『ゾンビ』の前に生まれたのが、
『Night of the Living Dead」です

私はこちらの方が
不条理一番と思っております

なんせですね…

とある恋人同士が
お墓参りに行くのですが、
突然土の中から蘇った
ゾンビに追い詰められて
小屋に逃げ込むのですが、
既に逃げている数名が居ました

少しの銃くらいしか
抵抗できるものはなく夜を迎えます

ゾンビはその数を増し
小屋に近付いてきます
ゆっくりな動きではありますが、
確実に襲ってきます
窓を壊し、壁を破り、中へ入る

こんなで明日なんてない

不条理の塊ですわ

これがあったから、
ゾンビ映画は止まらない程出来ました
進化もしています
トロトロ歩いてた動きののろいゾンビが
考える事が出来たり、
走れたり、
ある種人間と共存したり…

もうわやくちゃです

でも好きなんですよねぇ、観るのが

もし自分がゾンビの中に入ったら…
自分もゾンビのフリをしようとか、
あれこれ考えたり夢を見たりします

それはそれでアリな話ですが、

もとい

とにかく不条理系ですわ、ゾンビ物は
だから頭に残りやすいんです
嫌なものって、
頭にこびりついて、
更に頭がバグってしまって、
いつの間にか愛情の目で観てしまう
そんな恐ろしさがあるんですねぇ

不条理ですわ

…という日頃の感想でした