新規上場した「OpenWork」について、調べてみた(上場目論見書編)
転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」について、以前調べてみましたが、2022年12月16日に東証グロース市場に新規上場するため、公表されている上場目論見書を見てみます。
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ビジネスモデルについて
ビジネスモデルについては、以下の4点があります。
売上高ならびに売上成長率
直近の2020年〜2021年はコロナ禍であったため、成長率が低くなっていましたが、2022年度については、9月までで95%まで到達しており、大きく成長しそうです。
また目論見書には以下のような記載があります。市場回復の後押し、OpenWorkが実施した施策がうまくいっている背景がありそうです。
売上構成比について
直近の「OpenWorkリクルーティング」と「OpenWork」の営業売上高の推移をみると、2022年度は1Q1.7億(昨対比189%増)、2Q1.8億(昨対比171%増)、3Q2.4億(昨対比186%増)と170越えと大きく伸長している状況です。そのため、「OpenWorkリクルーティング」がさらに同社の事業の中心となり、売上を伸ばしていくエンジンとなると思われます。
事業への投資について
同社の広告や人件費のコストに関しては、2020年度は23.8%、2021年度は30.8%と増加しています。理由については、目論見書にて以下のように記載がありました。
内訳をみてみると、2020→2021年度にかけては上記のように販管費が大きく伸びており、広告宣伝費は約158%、給料及び手当は約110%となっていました。先ほどの「OpenWorkリクルーティング」売上高でも大きく伸びていましたが、そのために投資している状態が改めて確認できたと思います。
まとめ
今回初めて上場目論見書についてまとめてみたのですが、会計の部分から見て、改めて気づくことも多くあったので、時間があるときに目論見書を見返してみるなどできればと思いました。
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お読みいただき、ありがとうございました。
自分なりに調べてみましたが、もし何かの参考になりましたら、幸いです!
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