性教育=生きるための教育
SHELLYの新しく始まったYouTubeチャンネルがとっても素晴らしかったのでそれについて書いてみようと思います!
「SHELLYのお風呂場」という性教育のチャンネル。
(なぜ “お風呂場” なのか、理由は動画を是非とも観てみてね!)
1本目から、SHELLYが性教育について熱く語っています。
SHELLYがタレントの仕事をしたいと思った大きなきっかけのひとつが、「有名になっていつか若い人たちを集めて性教育イベントをやりたい」だったなんて。なんて素敵なんだろう。
若い女の子たちにもっと自分の人生とか、自分の選択肢とか、自分の身体はもちろんだけどもっと自信を持って欲しいな。
(略)
誰かが運転してる車に乗るんじゃなくて、自分でちゃんとハンドル握って、自分でいろんな選択肢を考えて、いろいろある中で自分がこれっていう道をどんどん進んで欲しい。
じゃあそういうことの全てのもとってなんだろう?・・・” 性教育 “!!!!
これ今あんまり繋がらないかもしれないけど、いっぱいいろいろ話していくなかで絶対に繋がっていくんで!結局、性教育なんですよ。
YouTube「SHELLYのお風呂場」性教育チャンネル始めました!”なんでお風呂場なのかー”の回 より
とっっっっっっても同感であります…。
“全てのもとは性教育”、ほんとそれな…って若者言葉を使いたくなっちゃうほどに。
自分の話になってしまうのだけど…
3,4年ぐらいまで、自分のなかに「自分って大事」という感覚があまりなかった。その頃読んでいた本に、「まずは自分を大事にしましょう」みたいなことが書いてあって、「え…?自分って大事にするものなの…?」と衝撃を受けた。
「人が大事で、自分のことは後回しだ」という感覚で生きていて、つまり自己肯定感というものが全然なかった。
しかし、「自分が大事という感覚がないとこれから先、生きていけないかもしれない」と思わざるを得ない状況に立たされることになる。
それは当時、付き合って同棲していた彼氏にふられたことがきっかけだった。
その時の自分は、「自分の価値=彼氏に好きになってもらえている状態」だった。なので、彼氏にふられるということは自分の価値がなくなるということに値する。ふられた時は、本当に毎日がこの世の終わりのような感覚で、これからどう生きていったらいいのかがわからなかった。彼氏にとっていい彼女になること、いい奥さんになること、いいお母さんになることが全ての目標だった私は、これから自分が生きていく意味なんて全くない、と本気で思っていた。
そんなときにまず学び始めたのが、「自分の身体について知る」ということだった。
”自分を大事にしましょう“ と言われても、何をどうしたら自分を大事にすることになるかがわからなかった。なので、その大事にする方法を学ぶために買った本が、「15歳までに女の子に伝えたい 自分の体と心の守り方」「女性ホルモンの教科書」という本だった。
そういえばそれまでの自分は、自分の身体に対してどこか嫌悪感を覚えていたような気がする。
高校生の時は自分が女であることが嫌で、男になりたいと思っていた。
生理がくる=女性の象徴みたいなものだと思っていたので、生理用品を使うのも嫌になっていた時期があった。生理がきても、適当にパンツにティッシュを当ててやり過ごす、っていうこともあったかもしれない。胸をガムテープでぐるぐる巻きにしてつぶしていたこともあった。
20歳ぐらいになると「自分が女性である」ことを少しずつ受け入れられるようになってきてそんなことはしなくなったけれど、今思えば自分の身体に対する意識が低いまま育ってしまっていたと思う。
その同棲していた彼氏にふられたときに、「自分のことを大事にしてこなかったからきっといろんなことがうまくいかないのでは」という感覚があった。自分を大事にできないと他人も大事にできない、というのはよく言ったもので、自分もそうだったかもしれない、と思った。まずは自分を大事にしないとやばい、いろんな人を傷つける、と思った。
私が「自分でちゃんとハンドルを握ろう」としたときにまず初めにしたのが、自分の身体を知ること、自分の身体を大事に扱う知識を得ることだったわけです。全てのもとは性教育…!っていう感覚が私も体感としてある、と思っている…。(感覚はあるけれど知識はまだまだ)
長くなってしまったけれど、なので、SHELLYの意見には本当に共感しかなく、発信力もあってしっかり信念もある人が、「性教育」について発信してくれるのは、本当に本当に有難いことだなあって久々にわくわくした気持ちになりました!
性教育って本当に、”生きるための教育“。
生きる上での自分を知るとか、人を知るための一番もとの情報というか
性教育っていうのをちゃんと受けずにしっかり情報を持たずに生きていくと、本当に大きな武器を持たずにいばらの道を歩くみたいな。
特に女性はセックスというと、性病はもちろんだけど妊娠するっていう大きなリスクがある。これだけは女性独特のセックスに対するリスク。
(略)
セックスがきっかけで後悔すること、後戻りできなくなることが人生で起きないように。若いみなさんにちゃんとした正しい知識を、いっぱい武器を渡していきたいなっていうのがこのチャンネルの目的です。
YouTube「SHELLYのお風呂場」性教育チャンネル始めました!”なんでお風呂場なのかー”の回 より
これからのSHELLYの性教育チャンネルがとっても楽しみだし、
私も心のどこか片隅で、「いつかPMSや月経、女性の身体について語らうなにかを開催したいな」と漠然としたことを思っていたことを思い出した。
(↑勉強していた頃のノートの一部)
「いや、でも自分お医者さんでもなんでもないしな」「そういうのって個人差がありすぎるから、個人の見解になっちゃうしな」と思って、いつしか性や人間の身体のことについて学ぶことをやめてしまっていたのだけど、SHELLYがタレントの仕事をしたいと思った原点が「性教育イベントをやりたいから」だと知って、「自分も性教育にもっと興味を持って良いんだ」って思えたなあ。
自分が勝手に「意味なんてないよな」「無駄だよな」「将来に役立たないよな」と思ってやめてしまったり諦めてしまうのって、もったいないことなんだな、と。自分がやっぱり好きなものだったり、大切にしたいものって、堂々とそれを見せなくても自分のなかでしっかり大事に大事にしていった方がいいんだな、と思ったのでした。私もこれからもっと性に関すること、勉強していくぞ…!
早速、明日生配信ライブもあるようなので楽しみにしております!
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