リアルアンパンマン企業こと山崎製パン

元記事:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6156777ce4b05040d1d8bbe8

「リアルアンパンマン企業」と称されている山崎製パン
自分は薄皮のチョコパンには朝ごはんとかおやつに食べやすい大きさなのでよくお世話になっている。元記事でどうやったらそういうこと「物流の流動性」ができるのかを知りたくて、会社ホームページを開いて事業所とかの情報を調べてみた。

事業所(工場)は現在以下の通り
千葉県:3工場(松戸1/2工場・千葉工場)
東京:3工場(武蔵野・杉並 名前上:埼玉埼玉第二東村山工場になっているが所在地が東京都内なので東京カウント)
埼玉:1工場
神奈川:2工場(横浜1/2工場)
茨城:1工場
群馬:1工場
宮城:1工場
新潟:1工場
青森:1工場
北海道:1工場
大阪:3工場(大阪1/2工場・阪南工場)
兵庫:1工場
京都:1工場
愛知:2工場(名古屋工場・安城工場)
岡山:1工場
広島:1工場
福岡:1工場
熊本:1工場

地区別に集計し直すと
北海道:1工場
東北:3工場
関東:6工場
東海:2工場
近畿:5工場
中部:2工場
四国:0工場
九州:2工場
という感じになった。これに加えて自社で運送部門を持っているということは、どこかの地域で生産が止まったとしても、隣の地区から自社で運送できる柔軟性が生まれるがこの山崎製パンの大きな力なのだと思う。
個人的な観測だけども、四国が0なのは恐らく兵庫(淡路鳴門自動車道)・岡山(瀬戸大橋)・広島(しまなみ海道)の3本の通路と3地区分かれてるからなのだと思う。

これだけ柔軟に対応できる企業は早々無いものだとおもうし、今の現状「売り手→輸送会社→買い手」が多い都合上、売り手・輸送会社・買い手のどこかが災害などでどうにもならないときには影響が大きいというのが、現在の物流システムの便利な反面問題点にもなっているんじゃあないかなーとおもっている。そういった意味で自社で物流部門を持つというリスクはあるものの柔軟性という点においては山崎製パンは物凄く良い会社であり、「被災地への食糧支援は食品企業として社会的使命と考えている」を全うできるのだと思いました。

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