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ウーバーイーツ映画『東京自転車節』を観てきました!

今週金曜日、僕は東中野にいました。
目的はこちら。

ウーバーイーツの映画
『東京自転車節』を観るためです。

映画の情報はTwitterで知っていたので
ずーーっと観たいなと思っていたんです。

ニコニコでも配信すると聞いていましたが、
やっぱり大きなスクリーンで観たい!
・・・と思って、東中野にあるミニシアター・ポレポレ東中野へ!

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現在、上映中の映画をみると・・・

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あ。
今日のトークゲストに監督さんがくる!
行ってから知りました。

映画館は地下1階にあります。
階段を降りていくと、壁にはこんなディスプレイが。

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とても面白く考えさせられる映画でした

この映画はドキュメンタリーに分類される作品です。
山梨で暮らしながら、コロナ禍で仕事を失い、
日銭を求めて、自転車にまたがり、
その身に一つで東京に “出稼ぎ” にやってきた
 映画監督・青柳 拓さんの魂の記録です。

まだ安倍政権だった2020年4月
東京に初めて発令された 緊急事態宣言 
緊迫する首都 東京の姿を、ウーバー配達員の目線で切りとっていました。

喜怒哀楽すべて

NHKで放送された庵野秀明さんのドキュメンタリーで
庵野さん自身がおっしゃっていました。

ドキュメンタリーと言っても、
カメラの前で多少は演じるし、
映像を作る側が意図をもって編集した段階で、
本当の意味でドキュメンタリーではない。

でもこの映画には、
不純物がほぼゼロ、青柳さんという人間の喜怒哀楽が
にじみ出ていました。

世界一寂しい一人ぼっちの誕生日、
ガード下で流した涙、
自転車でこけてアスファルトで大の字になる姿、

僕は自分でも配達員をやっているので分かります。
雨の日の配達はつらいんです。

だから・・・
雨の日、ペラペラのビニール合羽からしたたる雨雫が
“青柳さんの涙” に見えました。

この映画には、あの瞬間、東京で過ごした青柳さんの
喜怒哀楽(怒と哀が多め)が全て詰まっていました。

9月10日(金)まで上映

来週金曜日まで上映しています。
1日1回、14時40分(午後2時40分)からです。

東中野(総武線)駅 西口から歩いてすぐ
ポレポレ東中野で上映しています。
1人でも多くの人に見て欲しい映画です。


最後に、著名人から寄せられた感想の中で
一番心に残った一文をご紹介します。


「タワマンの住民たちは、
 Uber Eats で届いた ごはんに「いただきます」を言っているのだろうか?
 そして私たちは?
 誰かの労働で自分の生活が成り立っていることに感謝の気持ちを
 いつも持てているのだろうか?」

(数の子ミュージックメイト/身内音楽収集家)


読んで頂き ありがとうございます!


これでまた、栄養(本やマンガ)摂れます!