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通ったアメリカの古着屋(中古屋)

上記の写真は英字新聞alphaに掲載されているエッセイのタイトルだ。

仲間とブッククラブなる会を設けて、コロナ禍でも英語で読んで英語であーだこーだを言い合う機会を作っている。
その題材で選んだこのエッセイに出てくるのが、全米チェーン店のGoodwillでよく言えば古着屋、本当は中古屋。このエッセイを読むまではGoodwillのことなど思い出すふしもなかった。

45リットルのゴミ袋(グッドウィルのは青い袋だったはず)にパンパンに入るほどに、古着を詰め込んでも10数ドルやそこらしかしないほどに安い。当時十代で留学生だったから、おしゃれをするにもモールで服を買うお金は無い。そこでこのグッドウィルを友達に教えてもらい、以来月に一度は通うほどになった。
70年代80年代特有のカラフルな服をたくさん買っては、毎日ウキウキとアメリカライフを送っていた。今でも着ている春物コートもここで購入。薄い緑色と黄色、青がチェック柄になったとても「爽やか」な風合いのもので、四十代二児の母になっても、これを着るとあぁアメリカの十代の私!を思い出す。この気分にぴったりなのは I still got it.(私まだイケてるわ)。フルハウスのジェシーおじさんの、あの言い方で。

最後にオチを。
バスでグッドウィルに向かう途中、銃声を聞いたことがあった。
治安のあまりよくない地域だったので、思わず頭をかかえ座席の下にひそんだのを今も覚えている。