漁業従事者として働く人にインタビュー!②漁業組合職員・八木澤さん
※この記事は小学校中学年向けに作られた地域教育の内容です。
どんな仕事をしているの?
漁業組合職員として、漁師の生活向上のためにはたらいています。
主な仕事内容は、漁師が持ってきてくれた資料をもとに伝票を作るなどの事務仕事と、ゴムてぶくろやながぐつなど漁師のための物販、漁でとれた貝や魚の選別の3つです。
どうしてその仕事をしているの?
海がすきで海にかかわる仕事をしたいと思っていましたが、船酔いするので漁師をあきらめました。
その代わりに、陸から漁師をサポートする役割をはたす漁業組合職員になることを決めました。
高校3年の時に漁業共同組合学校という学校で漁業組合ではたらくための知識をみにつけられることを知り、入学しました。
その後エスカレーター式で漁協での就職へと進んできました。
仕事の魅力
もくもくと作業を行うことが好きな私にとっては、伝票づくりが一番楽しい業務です。
計算がそろった時がとても気持ちいいです。
また、組合員である漁師の役に立てることが何よりも大きなやりがいです。
漁業組合職員は、人とおたがいに助け合い、ささえあう関係が日々の業務を通じて感じられる仕事だと思います。
どうやったらなれるの?
この仕事は海がすきな人にかぎらず、どなたでも向いていると考えます。
やっておいた方がいいのは、簿記の勉強です。
事務作業のときに簿記の知識はとても役立ちます。
また、全国漁業協同組合学校に通うこともおすすめです。
私の場合、漁業協同組合学校で学んだ経験が大いに役立っています。