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「オシャレにポップに♪」だけど。 誰でもメンターが必要な件

私たちのイメージ

あるクリエィティブディレクターの若い男性に「ジェネリーノ」の女性のイメージってどう思う?」って聞いたことがある。

「ずっと陽のあたる場所を歩いてきた女性たちってイメージです」と言われました。そう見える。という意味です。

もちろん、長い人生の中には影も沢山あっただろうけど、今、いつも人が周りにいて、後ろを振り返らずに、悩みもない、明るい。そんな風に感じるのは、今、彼女たちは充実しているからなのかもしれない。そこは、わたしも同じかなー。と思います。

それは、小さな悩みも大きな悩みも、なるべく早期に解決してきているせいなのかもしれない。

そんな私にも、答えが出ない時があった

スタイルアンドメンターを立ち上げた理由は、第一回で書きましたが、わたしが基本的にメンターを必然に感じたきっかけが、ありました。

自分自身のことではない。だけど、とても大切な家族のことについて。  夫婦で意見が平行線になった時期がありました。何年考えても、右か左か、なかなか歩み寄る事が出来ない出来事で。信頼できる人たちに相談しても、夫寄りか私寄りか、の意見で、ずっと答えがでない。

そんな時に出会った、どちらかと言うと私たちの周りにはいなかった業界の方に相談したとき、

「博恵さんも当事者の一人なのに、いま蚊帳の外にいる状況になっている。まずは博恵さんが一緒に会って話をするべきかも。本質は、右か左かが議論ではなくて、コミュニケーション不足で起こる疑心暗鬼ではないか?」

この意見には、夫婦で目が鱗で、自分ごとすぎて見失っていた本質を突かれた想いでした。それから、その方にはずっと、メンターとして時々話を聞いて頂いてます。毎回、本質を突かれ、気がつくことがあります。

当事者が蚊帳の外 が疑心暗鬼を呼ぶ

たしかに、周りを見渡して、組織に色々な問題がおきているときって、本来、当事者である人が「聞いてなかった」「自分は呼ばれてない」「自分のいないところで何を話しているのか」と言う誤解と勘で、小さな火種が大きくなることがあります。ときに風が吹きつづき、取り返しのつかないことになるケースも見てきました。

外部のメンターだからこそ、気付くことがある

わたしが組織をみて時々感じるのは、「内政で、なんでも処理しようとしてしまう。担当者が抱えてしまう」

人事が社内の中でメンターを作るケースは多いですが、たしかに縦軸の繋がりばかりではなく、同期以外に横軸に広げたり、部門間で無駄に外部に出していた仕事を軽減できるかもしれない。大きな会社であれば、なかなか同じ会社でも知らない社員が多いですし。あとは、部署間でのセクハラやパワハラ、不正などの防止のストッパーとしても役立つのかもしれない。

しかし、そこから先のパーソナルな本質の部分のマインドを一緒に考えることは難しいのではないか?

例えば体育会系体質な企業であれば、どの部門にいても、先輩は先輩、後輩は後輩。それぞれ相関図の中には会社での繋がりがあり、下手なことは相談出来ない。逆に直属から疑心暗鬼を生む。ポジションを決める決定権がある人には、結局一番気を使う。メンターとして上手くいかなかった場合でも、異動になった時、一緒に働く事もあるかもしれない。

外部メンターの良さは、まず守秘義務が守られること。そして、内情を知らないからこその、本質を突いているところがあります。突かれた相手は一瞬そんなことはない!わかってない!と思うのですが、これが、実は本質を突いていることが多いです。プロにはわかるんです。話し方、間の取り方、しぐさ、話しの矛盾、目の動き、色々な手法があります。

そして、本質の中からこそ、次のステップ、やるべきことが具体的に見えて悩みの解決に導きます。

女性のリーダーだからこそ育まれる「強い直感力」

女性起業家やジェネリーノのような女性を12年以上見ていて思うのは、女性には生物学的には自分の安全を守る本能が強いが、リーダーになるタイプの女性は、狩りをしていた頃の男性の本能も持ち合わせている場合が多く、つまり、女性性を守っていくための「見抜く力」に長けていく。というのは色んな本を読んだり、見てきた私の持論。

見抜く力=直感力 

目の動き、落ち着きのなさ、やたらに偉い人の下の名前で同級生みたいに連呼し続ける話の内容。お金が絡んでいること。不誠実さなどはもちろんだけど、なんとなく流れている空気感が変な時があります。

でも、もしかしたら、田舎での暮らしにはいろんな人がいて、小さい時からいろんな人を見ていたこともあったかもしれないし、小さい時から読書が好きで、サガンとか落合信彦さんの小説などをずっと読んでいたし、東京に出てきて色んな会社を転職してきたから、というのもあるのかもしれない。

「悪い空気を寄せ付けない強さ」というのは、直感を磨くことと直結しているような気がします。

女性の直感力は、子供を育てる部分においても、メンターとしても、「体調不良」や「何か心に引っかかっていることがある」のを感じとる、母性としても能力がある。と私は思う。

マインドフルネスこそ、メンターの存在

「自分が今やっていることを常に気づくようにしていくこと」一人の自分を別の視点から客観的に見ることを、自分で行う訓練をするのが本来のマインドフルネスではあるけれど、それを一人で行うこともストレスになる時がある。

無理に頑張らなくても、メンターの力を借りてマインドフルネスのきっかけを、毎回作っていくのも良いのではないでしょうか?

長々と書きましたが、どうしたら、もっと上手に文章を編集していけるのか研究しなくては。。。。


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