History / Traumer
中学生の頃、夏の学校からの帰り道
俺に懐いてる近所のイッヌが道路の真ん中でなんかフガフガしよって、車が来たら危ないと思い、可愛がるついでに身体撫でながら一緒にしゃがんでやったら
道路のアスファルトで車に踏まれて内臓ぶちまけてペシャンコになって、カチカチに干からびたデカ目のヒキカエルをベロベロ舐めながら必死に剥がそうとしていた。
「ウゲっ」と思った刹那
イッヌは大好きな俺に気づき
今のいままで内臓ぶちまけてペチャンコになって、カチカチに干からびたデカ目のヒキガエルをベロベロ舐めてた舌で
俺の顔をベロベロ舐めてきた。
その勢いで尻餅をついてしまった俺は
舐めダルマにヤラれる●V女優のように
上から覆い被された状態でイッヌの気が済むまで舐め倒された。
その生臭さたるや
干物や酒盗の類、クサイけどギリの範疇ではなく
恐らく生き物の死臭とイッヌの口臭の
マリアージュ。
40年近く前の出来事だが
たまに思い出す。
だか、イッヌもカエルも干物も酒盗も
嫌いではない。
ノー・"トラウマ"🤘
そして
俺の歴史"History"の1ページ
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