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わたしのラジオ #10 何でも相談室「元気をもらったあの食事は?」

「はい、何でも相談室です」

私への質問から、日常生活、本、音楽、映画、恋愛相談まで、リスナーから寄せられたありとあらゆる「大疑問」に答える、おなじみ「何でも相談室」の時間です。では、早速質問に回答しよう。


「元気をもらったあの食事は?」
(ラジオネーム : 日清オイリオ)

ある日、友人に誘われ行った廃墟の中での食事が私にとって最も元気をもらった食事体験だった。
廃墟探検に興味津々で入り込んでいた私たちは、廃墟の中にある一室に入ると、そこには不思議な雰囲気を持った人物がいた。彼は異国の言葉で話し、奇妙な衣装を身にまとっていた。私たちは興味津々で彼の話を聞いて、彼が持っていた特別な食材を使った料理を作ってくれることになった。
彼の作ってくれた料理は私たちにとって異次元の味で、見たこともないような食材やスパイスが使われており、異星の料理のような味わいだった。さらに不思議なことに、その料理を食べると、私たちは異次元の景色を感じるような体験をした。色彩や光の加減が変わり、まるで異次元の世界にいるような感覚に包まれたんだ。以降、私は異次元の存在に対する興味を持つようになり、新しい視点を持つことができるようになった。そのようにして、この奇妙な食事体験は、ある種、私にこれからを生きるための元気を与えてくれたのさ。


「どうしたら器の大きい人間になれますか?」
(ラジオネーム : だがし)

きっと「器の大きい人間」になるためには本質的に考え方を変えなければならない。私は先天的に「器の大きい人間」になれる素質を持って生まれた。いや、あるいは「器の大きい人間」に見える素質、と言ったほうが正しいかもしれない。なぜなら私は人の愚痴や悪口も言わないし、何事も余裕を持って行動できるからね。たぶん他人からは「器の大きい人間」と見えていると思う。では、その素質とはなんなのか?それは人間的に優れているから、でなく、人間に興味がないから、なんだ。例えば、みんなはカブトムシに向かって、愚痴や悪口を言ったり、真剣に腹を立てたりする?
私からすれば器の大きい行動というのはそういう「レベル」の話なのさ。そう、「器の大きい人間」になるためには、人として、ある種だいじなものを犠牲にしなければならないんだ。人に興味があればある程、あるいは人に関心があればある程、「器の大きい人間」からは遠ざかってゆく。不思議だね?オーケー、おしゃべりはこれくらいにしよう。曲をかける。小沢健二『指さえも』。


OFF

ON


「最近一番イライラしたことは?」(ラジオネーム : 癇癪娘)

ない!


「マツキにとって学歴とは?」
(ラジオネーム : ニチロー)

私にとって学歴とは自らのブランドを構成する要素の一つさ。あまり意識をしたことはないかもしれないけれど、人にも(物のように)それぞれブランドがある。そしてそのブランドを構成する要素は二種類ある。一つは先天的なもの。名前や容姿等。もう一つは後天的なもの。学歴や知識等。成功者はいち早く自らの先天的な才能を見つけ、自らに合っている後天的な才能を身につける。そして自らのブランドをブランディングする。学歴はそれらを構成する要素の一つにすぎないのさ。もしアドバイスがあるとすれば、学歴を気にする前に、まずは自らの先天的な才能を見つけることだ。あとは余談だけど、例えばルイ・ヴィトンが商品の価格を誰でも買えるように大幅に下げたとする。きっとハイブランドに興味のない人は、ふーん、という感じだろう。でも心の中ではみんなこう思うはずさ。ルイ・ヴィトンも終わったね、と。ブランドの力が小さいものは少し良くなっただけで褒められる。しかしブランドの力が大きいものは少し悪くなっただけで貶される。信じていたのに、と。たとえ才能がなくてもブランディングさえうまくいけばそのブランドは大きくなる。しかし自分の才能以上にブランドが大きくなりすぎて損なわれてしまった人もたくさんいるんだ。学歴を選ぶときはそういうリスクも考慮しよう。


今日の最後の言葉

「善人はこの世で多くの害をなす。彼らがなす最大の害は、人びとを善人と悪人に分けてしまうことだ」

オスカー

それでは、バーイ、センキュー!

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