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『清潔のマイルール』

私は「無駄」が大嫌いである。清潔についても、とくに興味はないし、最低限のこと以外しない。
しかしだからと言って疎かにせず、生活のルーティンに組み込み、然るべき所でやることはやる。その「清潔のマイルール」は今も昔も変わらない。


世の中には100パーセント清潔な人などいない、が、あなたは清潔ですか、不潔ですか、と訊かれると「私は清潔です」という人が大半だと思う。

(失礼ですが)普段は何事も長続きしない人々も清潔になる努力だけは続けられている方は多いのではないでしょうか。そのくらい清潔であることは人間にとって守るべき最後の砦なのでしょう。

人の数だけ「清潔のマイルール」はあると思うけれど、大抵の人は、毎日のように手を洗っているし、歯を磨いているし、風呂に入っている。そういったものを私は「清潔の公式」と呼んでいる。

そして最近になり新たな「公式」が追加された。「マスク=清潔」「検温器=清潔」「消毒=清潔」
いずれも比較的簡単で(とくに清潔感に対して興味のない人々も)とりあえずみんなやっている。

きっとそれらをやっていなかったら即座に不潔の烙印を押されてしまうだろう。たとえそれをしてる人よりも(例えば数値上は)清潔であっても。かつての手洗いや歯磨きや風呂等と同じように。

べつに私にとってはマスクも検温も消毒も(幸運なことに)とくに手間と思わないので、私はそれらをルーティン化し、かつての「公式」たちと同様に難しいことは考えずにせっせとやっている。

そういうわけで、私の「清潔」に対する意識は何も変わってないし、自分や家族のために気をつけている清潔上のルールもないし、これからも「清潔」について深く考えることはしないでしょう。

最後にひとつ。他人に清潔の価値観を押し付ける人。他人にマイルールを押し付ける人。他人に不潔という烙印を押す人。そしてそれを「ありえない」と拡散をする人。その心は「清潔」ですか?

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