わたしのラジオ #7 何でも相談室「どんな犯罪も許されるとしたらどうする?」
「はい、何でも相談室です」
私への質問から、日常生活、本、音楽、映画、恋愛相談まで、リスナーから寄せられたありとあらゆる「大疑問」に答える、おなじみ「何でも相談室」の時間です。では、早速質問に回答しよう。
「どんな犯罪も許されるとしたらどうする?」
(ラジオネーム : キラケン)
私はどんな犯罪も許されるとしても犯罪はしない。なぜなら人に迷惑をかけたくないから、と答える人が大多数だろう。たぶん。でも断言する。もしどんな犯罪も許されるようになったときは絶対にそうはならない。「いってきます」といつものように家を出る。そして駅までの道を歩く。人とすれ違う。あるいは何かされるかもしれない。その人から逃げる。自動車とすれ違う。あるいは轢かれるかもしれない。その自動車から逃げる。駅に着く。後ろに人がいるのが怖い。避ける。人とぶつかる。謝る。しかし思い切り殴られる。あるいは殺されるかもしれない。誰も助けてくれない。電車が来る。殴った人をホームから突き落とす。このまま殺されるくらいならば仕方がない?そのようにして、人間は(幽霊を怖がるように)自らの恐怖心で敵を作り出す不思議な生き物なんだ。おっと、質問に答えていなかった。うーん、もし私なら東京ディズニーランドでミッキーマウスのマスクを取る。一度やってみたかったんだ。「ハハッ」い…いや、やはりやめておく。どんな犯罪も許される世界でも許されないこともある。
「カルトはどの動物に近いと思う?」(ラジオネーム : がじゃいも)
カメレオン。私は人によって色を変えられる。そして私は相手の色も見える。つまりどんな人にも対応できるんだ。例えば、あなたの色は青色。では、相性の良い黄色に。あなたの色は緑色。では、相性の良い白色に。あなたの色は赤色。では…こんな具合さ。さて、みんなに質問がある。私は元々は何色だったでしょう?それはね、実は私にも思い出せないんだ。お願いだから誰か教えてくれないか?オーケー、おしゃべりはこれくらいにしよう。曲をかける。小沢健二『ある光』。
OFF
ON
「5年後はどうなってる?」
(ラジオネーム : ハニー・トースト)
五年後には「マツキRADIO」が世界的に有名になって、テレビにもラジオにも引っ張りだこで、
グッズなんかも発売をして即完売さ。さらに毎日数えきれないくらいのメールがどっさりと届く。そして私はぶつぶつと文句を言いながらひとつずつ質問に答えるんだ。もちろん何通だろうがね。当然だろう?やれやれ。忙しくなるぜ。ところで、ハニー・トーストの五年後はどうなってる?もし五年後も「マツキRADIO」を聴いてくれていたならばぜひメッセージを送ってくれ。約束だ。私も約束をしよう。きっとみんなに自慢できる。「マツキRADIO」をはじめから聴いていた、と。
「あなたにとって家族って何?」
(ラジオネーム : 独身男)
私にとって家族はリスナーさ。人が誕生をして、最初に出会う人間関係。それが家族だ。人間関係はときにはストレスを生むこともある。でも人は決して一人で生きられない。それを教えてくれるのも家族だ。ラジオも同じ。私だけで成り立たない。もし聴いてくれるリスナーが誰もいなかったらこのラジオは生きられない。そう、家族のおかげで「わたしのラジオ」は成り立っているのさ。
今日の最後の言葉
それでは、バーイ、センキュー!
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