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わたしのラジオ #4 何でも相談室「どこでも住めるとしたら?」

「はい、何でも相談室です」

私への質問から、日常生活、本、音楽、映画、恋愛相談まで、リスナーから寄せられたありとあらゆる「大疑問」に答える、おなじみ「何でも相談室」の時間です。では、早速質問に回答しよう。


「どこでも住めるとしたら?」
(ラジオネーム : パナソニック)

そりゃ故郷の惑星「stcultkm」に帰り昔のようにパパやママと一緒に暮らしたい。地球と比べると、ひどく小さいけど、とても美しい星なんだ。そしてその星の最大の特徴は人口の圧倒的少なさで、大きさは東京都港区くらいなんだけど、たぶん人口は100人もいないと思う。それはなぜか?小さい星だから20歳になると出稼ぎに行かなければならないのさ。そして大体は移住先で人生を終えるから人口は減り続けている。まあそういうわけで私は地球に来た。あるいは地球で言うと、就職活動に似てるかもしれない。最初は地球ってどこ?と絶望したけれど(stcultkm星人は地球のことなんて誰も知らない)、住んでみれば素晴らしい星だ。どこか欠点があり、不完全だけど、魅力的な地球人もみんな大好きだ。今はこの星の一部であることを誇りに思っている。ところで、パパ、ママ、私の声はそちらに届いているかい?


「風はどこからやってくるの?」
(ラジオネーム : しゃけ)

それはね、どこからもやってくるんだ。例えばしゃけの前に自動車がびゅんびゅんと通り過ぎる。すると風が起きる。このようには風は動きに敏感で、何かが動くとどこからともなくやってくる。しゃけが早く動くと強い風がやってくる。しゃけが遅く動くと弱い風がやってくる。そしてもし世界中のあらゆるものが動かなくなったら風はどこからもやってこなくなる。そういう理屈なのさ。理屈と言えば、女の子のスカートをめくるためには、時速何kmで目の前を走り抜ける必要がある思う?答えは時速30km。もし機会があればぜひ挑戦をしてみてくれ。「ねえ、私は今から君の目の前を時速30kmで走り抜ける。絶対に動かないで。約束だからね?」と前もって伝えてからめくるのが紳士だ。オーケー、おしゃべりはこれくらいにしよう。曲をかける。小沢健二『Buddy』。


OFF

ON


「なぜ地球ってまわっているの?」(ラジオネーム : ブリーフ博士)

それはね、みんなを守るために周っているのさ。
地球は時速1700km。つまり秒速465mで周っている。私たちは地球と一緒に周っているから気づかないけれど、それはウサイン・ボルトよりも、自動車よりも、電車よりも、新幹線よりも、飛行機よりも速い。ブリーフ博士は全速力で走っていきなり止まったことはある?きっとそんなことしたらいきなりは止まれずに転んでしまうだろう。速さが速ければ速い程その勢いはすごくなる。そういうわけで、もし時速1700kmで周っている地球が、周るのやめた、といきなり止まったりしたら、地球上のものはすべて吹き飛ぶだろうね。ブリーフ博士の家も学校も。何もかもだ。でもあるいはその日はとつぜんやってくるかもしれない。


「なぜ血は赤いの?」
(ラジオネーム : わたがし)

それはね、本能的に危険を知らせるためさ。赤は信号ができるずっと前から「止まれ」の合図だったんだ。例えば、人間は転んで膝から鼻水のように透明な血が出ても、危険であるとは思わない。たぶん洗う、あるいは拭き取って終わりだろう。でも不思議なことに赤い血を見ると本能的に危険であることがわかる。あるいは人間は顔が赤くなることで酒を飲みすぎていることがわかる。目が赤くなることで疲れていることがわかる。肌が赤くなることで日に焼けすぎていることがわかる。このように「赤」というのは、神様が人間を作るときに、この世界を生き抜くために、神様が考えた知恵なんだ。最後にみんなに質問。好きな人と話すときに、顔が赤くなるのは、なぜでしょう?


今日の言葉

「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」

スティーブ・ジョブズ

それでは、バーイ、センキュー!

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