見出し画像

わたしのラジオ #13 何でも相談室「パソコン通信での出会いをどう思う?」

「はい、何でも相談室です」

私への質問から、日常生活、本、音楽、映画、恋愛相談まで、リスナーから寄せられたありとあらゆる「大疑問」に答える、おなじみ「何でも相談室」の時間です。では、早速質問に回答しよう。


「パソコン通信での出会いをどう思う?」
(ラジオネーム : がじゃいも)

私にはパソコン通信で出会い、カップルになったともだちがいるけれど、彼女はとても幸せそうにしてる。彼女はその彼(現在の恋人)とは、十年前にインターネットを通じて知り合ったらしい。しかし住んでいる場所が遠距離だったのもあって十年間で一度も会ったことがなかったそうだ。織姫と彦星さえも十回は会っているというのに。不思議な関係だよね。そしてとあることがきっかけで、二人は会うことになった。彼らははじめて会うにも関わらず(インターネットで十年間も連絡を取り合っていたのだから)お互いの人柄は誰よりも知り尽くしてる。そしてまるで最初からそうなることが決まっていたかのように二人はカップルになった。私は彼女からこの話を聞いて、パソコン通信での出会いにコミュニケーションの新しい可能性のようなものを感じたんだ。今は昔と違って出会いの入口は二種類ある。容姿と人柄さ。


「お勧めのジャズ・アルバムは?」(ラジオネーム : VDV)

ジャズも少年時代にずいぶん夢中になって聴いた。おすすめのアルバムは、マイルス・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』。きっとジャズに興味のない人でも「マイルス・デイヴィス」という名前は聞いたことあるのではないだろうか。
彼は時代に応じて、様々なジャンルとジャズを組み合わせてアルバムを作った。そんな彼の屈指の傑作アルバムが『カインド・オブ・ブルー』さ。このアルバムはとにかく頭から尻尾までかっこいい。今まで五百回くらいは聴いているが、全く飽きがこない。みんなもこのアルバムを聴いて、ジャズのクールな世界にどっぷりと浸かってくれ。
オーケー、おしゃべりはこれくらいにしよう。曲をかける。小沢健二『ぼくらが旅に出る理由』。


OFF

ON


「本の整理はどうしていますか?」
(ラジオネーム : ハイジスカス)

私は読み終えた本はすぐに処分をするようにしてる。処分、とは言っても、捨てるのでなく、売る、あるいは誰かに譲る、という意味さ。私は全く同じ大きさの二つの本棚を机の両脇に置いている。左側の本棚は本で埋まっている。右側の本棚は基本的に何も入ってない。なぜなら左側の本棚には未読の本、右側の本棚には既読の本を入れているからさ。だから右側の本棚には基本的に(ある程度それが溜まるまではあるにはあるけれど)本が入ってない。本を買う、左側の本棚に入れる、本を読む、右側の本棚に入れる、本を売る、その繰り返しさ。昔は「あるいはまた読むかもしれない」と思って、全て残しておいたんだけど、結果的に読み返すのは一割くらいだったんだ。そういうわけで、もしまた読みたくなったときは、またその本を買って、左側の本棚に入れるのさ。


「エッチなビデオを借りたりしますか?」
(ラジオネーム : 雨女)

わ…私は神に誓って「エッチなビデオ」なんて、借りることはない。なぜなら私は紳士だから。


今日の最後の言葉

「心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ」

ヘミングウェイ

それでは、バーイ、センキュー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?