筋トレが最強のソリューションであるTestosterone 著

本を一冊紹介します。愛読書を超えた、まさに『バイブル』。

≪ 筋トレが最強のソリューションである
  ~マッチョ社長が教える究極の悩み解決法~ ≫
Testosterone 著

一言で言うと『とにかく筋トレをしろ!』という内容の本です。
私が数年前に、仕事でメンタルがやられ気味の時に出会った本です。
筋トレをする理由・必要性・メリットを主軸に、
ストレス社会である現代を強く明るく楽しく生きていくための
著者からの力強いメッセージ・心構えが散りばめられています。
そして、読んだ後は筋トレをしたくなること必至。これは本当に。
やる気・モチベーションがみなぎる本です。

著者のTestosterone氏とは、ツイッター上で独自の生き方論を筋トレに絡めて、力強く呟いている方です。
私も元々はツイッターでその呟きをフォローしていました。
プロフィールとしては、『とあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学の知識を日本に普及させることをライフワークとしている』らしいのですが、その他細かい素性はツイッターでも書籍でも伺い知ることは出来ません。
素性がとかく謎なところも非常に魅力的です。
著者の発する言葉は、想像するに難くないゴリゴリの筋肉マンらしい見た目から、力強さが溢れていながら、人間らしい深い優しさに満ちています。
お茶目でユーモアに富んだ一面もその文面からは感じられます。

ここまで褒めちぎる程、この素性の知れない著者に引き込まれてます。  実際にtwitterのフォロワー数もすごいです。


本書の具体的な内容ですが、筋トレを勧める理由は無限にあるけど、
「筋トレが最強のソリューション」と謳う理由がこちらだと私は感じます。


①『筋トレがメンタルヘルスに絶大な効果をもたらす』

別に筋トレでなくても、単純に体を動かしたり汗を流せば気分的にスッキリしますよね。
これ、科学的にも理由がちゃんと立証されてるみたいです。
運動や筋トレをすると、エンドルフィン、アドレナリン、セロトニン、ドーパミン等の『気分ブチ上げオールスターズ』(著者いわく)といった感じの脳内物質が分泌されるので、気分が落ち込み疲れた時こそ体を動かすことで脳内物質の力で気分上々になれるようです。
たったの10分でも効果があります。
さらに、筋トレをすることで分泌されるホルモンの一つに、『テストステロン』というホルモン物質があります。著者の名前の由来になっているのですが。
『テストステロン』とは、支配欲を司るホルモン。別名、勝者のホルモンと呼ばれています。
筋トレをすることでこの『テストステロン』の分泌が促され、みるみる力がみなぎってきます。
これが著者が筋トレを勧める最大の理由だと思います。
やる気がないとき、落ち込んだ時、ストレスが溜まっている時、どんな時でも筋トレをすることでテストステロンの働きでその症状が緩和されます。
それこそが筋トレが最強のソリューションである、なのです。
運動をして気分がスッキリする理由はそれなのです。
筋トレ・ジム通いを習慣にすることで、仕事やプライベートの悩みなどで疲れた心がみるみる元気になっていきます。
もちろんジムに行って日常を忘れて筋トレをして汗をかくことで、単純に気分がスッキリします。
一時的に気分がスッキリするだけでなく、テストステロンが溢れている状態が継続的に続いていますので、恒常的にも強いメンタルを手に入れることが出来ます。


②ダイエットに効果絶大

よくダイエットにはランニングなどの有酸素運動と、筋トレとどちらが有効なの?という疑問があがりますよね。
私は両方効果はあると思っていますが、どちらを優先的に行うべきかというと、筋トレです。
筋トレをして筋肉を鍛える・大きくすることで体の基礎代謝がアップします。
有酸素運動では筋肉は大きくならず、運動している間だけカロリーを消費して脂肪が燃焼しているイメージですが、筋肉が大きくなり基礎代謝がアップすると、運動をしていない普段の生活の状態でもカロリーを消費しやすく、脂肪も燃焼しやすい体になっているのです。極端に言えば、寝てる間にも脂肪が燃焼していきます。
ダイエットをするなら、有酸素・筋トレ、どちらも有効ではありますが、より効率的に痩せたいのであれば、筋トレをしないという選択肢はないと思います。
また、筋肉がついて引き締まった体は、ただ脂肪が落ちてスラっとした体よりも見た目が格好いいです。
そして筋肉が付いた体は、服を着ていてもその肉体的な姿勢に現れます。
さらには精神的な姿勢にも表れます。体が格好良くなっていくと、その変化を自分の目で確かめられるので、内面からも自信が溢れて性格まで積極的で明るいキャラクターに変えることが出来ます。
ちなみにアメリカでは筋トレ当たり前だそうです。男も女も関係なく、ハリウッドスターの方も筋トレしている人は多いみたいです。
ブームとかではなく、わりと文化に近いところまで浸透しています。


③筋トレで人生が変わる。

大げさかもしれませんが、筋トレは人生を変える力を持っていると思います。
筋トレを継続すると、単純に体が格好良くなっていきます。結果が自分の目で見て分かりやすいのです。もちろん継続してやることが必要ですが。そうすると、うれしく楽しくなり、気分がよくなりさらに継続しやすくなっていきます。というかクセになってしまいます。
そんな筋トレを継続している自分自身がかっこいい、みたいな気持ちになります。
そうするとさらに筋肉がついてさらに見た目かっこよくなって、…以下無限ループ。
という最高の好循環が出来ます。
この好循環が人生の軸になれば、常に自分が大好きで自信み満ち溢れて、自己肯定感が高まり、なんでも楽しめるような前向きなマインドで人生を生きることが出来るんじゃないかと思います。
また、もう一つ、『限界突破』の経験が筋トレで出来ます。なかなか日常でこの『限界突破』っていう経験は出来ないと思います。
筋トレでは何回もバーベルを上げ下げして、一番辛いときの最後の一回を必死で上げ切ります。やり切ります。 そうしないと筋肉が強く・大きくなりません。
つらい時こそ人は成長すると思います。
それを筋トレで習慣的に経験することが出来る、というわけです。
辛いときに逃げない、やり切る、打たれ強いメンタルが身につくことは間違いないと思います。

筋トレをすることで人は内面からも変わることが出来ると思います。
人生を変えたいなら筋トレです。


④仕事で成功したい人も筋トレ

仕事で成功したければ仕事頑張ればいいやん、と思います。
しかし、筋トレをすることで仕事にも必ずいい効果が表れると思います。
体力が付く、自信がついて堂々とふるまえる、ストレス耐性がつく、辛いときに逃げないメンタルがつく、などなど以下無限…。
優秀な経営者層に筋トレや習慣的な運動をしている人は多いらしいです。
アメリカ大統領もビルゲイツもトレーニングしてるらしいです。
もちろん筋トレしてなくても仕事が出来る人はたくさんいると思いますが、筋トレが仕事に悪影響を及ぼすことは私は無いと思います。


その他、とにかくこの本の中には筋トレをするメリットや意味が無数にちりばめられています。
この本を読んで私はすぐにジムに入会しました。
今でも定期的な筋トレや運動は続けています。
そのことで自分の人生も運動や筋トレをしていなかった時期と比べてみると、筋トレの効果を知ってよかったな、と思うことしかありません。

もちろん筋トレだけの話ではなく、筋トレによって裏付けされたTestosterone氏の男前すぎる生き方に基づいた人生論・メッセージがちりばめられています。
何回読んでも新鮮で、清々しく、前向きな気持ちにさせてくれます。

この本はまさに僕のバイブルともいえる一冊になりました。


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