【雑川柳】 飛翔体を詠む二句
今日は朝から飛翔体騒ぎ。
国は「下手なミサイル、数撃ちゃ着弾る」と半鐘を鳴らし、マスコミは「逃げろや、逃げろ!」のテンヤワンヤを助長する。
そんな隣国のドタバタを他所に、騒ぎの張本人は「ヤンヤヤンヤ」と勝手に独りで盛りあがって居る。
北からは「玉や〜ぁ玉や〜ぁ」の声がする
(きたからは「たまや〜ぁたまや〜ぁ」のこえがする)
けど、自国民を飢えさせての、“花火道楽”が巧くゆく道理がない。一事が万事、「腹が減っては何にもできない」ものだ。
ミサイルも腹が減ったと力尽き
(みさいるもはらがへったとちからつき)
台風接近の中、腹ペコちゃんのミサイルは、破落戸の威信と共に波濤の谷間に、ポチャン! 藻屑と化したのじゃ。