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私の株式選別方法ーJSRのPEG計算

トレーダーズWEBにて、JSRが取り上げられていましたので、
紹介します。
以下記事より引用

シティグループ証券が投資評価を「中立」から「買い」へ、ターゲットプライスを従来の3100円から3600円へ引き上げた。

23年3月期第3四半期(10~12月)決算では、我々が期待していた通り、KBIの受け入れ検査が(事実上)完了したことによって、ライフサイエンスの来期大幅増益の確度が高まった。これまで後退していたライフサイエンスに対する株式市場からの信頼も徐々に回復し、バリュエーションが上昇する可能性が高い。また、半導体材料についても、第4四半期(1~3月)がボトムで、24年3月期第1四半期(4~6月)から回復が進む可能性が出てきた。

ライフサイエンスの「来期大幅増益」に関しては、株式市場ではその「可能性」については既知かもしれないが、これまでの同社のライフサイエンスのトラックレコードが悪かった手前、実際の大幅増益の蓋然性については懐疑的な意見の方が今のところ目立つ印象。

半導体材料については、東京応化決算で「東京応化のシェアが上昇の見込み」と説明されたため、JSRに対してネガティブな見方をする意見があるかもしれないが、シェアのボラティリティよりもレジスト市場全体のボラティリティの方が短期的には重要で、影響が大きい。業績予想にはJSRのシェアが若干下がることを織り込んでいる。我々は、23年3月期→2024年3月期で営業利益は380億円→520億円(前年比37%増)へ増加すると考える。事業別内訳は、ライフサイエンスが101億円→197億円、デジタルソリューションが同311億円→325億円、合成樹脂が19億円→38億円。

短期的にはライフサイエンス事業説明会(3月10日)がカタリスト。ここでは、ライフサイエンスの中長期の利益成長に自信を持てる具体的なデータ(受注動向やコスト構造の見通しなど)が示されると期待。また、本決算(4月27日)では、自己株式取得の発表の可能性がある(前年は本決算時に300億円の自己株式取得を発表していた)、と指摘。

2023年3月期連結営業利益修正後会社計画340億円(EPS116円)に対し従来予想500億円(EPS185円)から385億円(EPS142円)へ、来2024年3月期同610億円(EPS227円)から520億円(EPS193円)へ、2025年3月期同640億円(EPS238円)から600億円(EPS224円)へ減額している。

トレーダーズWEBより

では、成長率を計算してみます。

成長率の計算

43760は、2022/3の営業利益です。60000は2025/3の予想です。今期はガイダンス、コンセンサス共に減益ですね。
来期から増益に転じますが、成長率は半導体銘柄の中ではいまいちですね。

PEGの計算です。ここでは、PERや信用倍率も表に入れています。(計算方法は、私の前の投稿を見ていただくか、WIKIを参照願います。)

PEGの計算

総合評価です。

総合評価

JSRは今期減益予想ですが、来期は増益予想であり、それを織り込んで、すでに株価は23年1月から上昇に転じていますね。
ただ、半導体銘柄の中でも、原油価格の高騰、電気代の高騰、東京応化との競合等考慮すると、厳しい環境と言えますね。。
PEGも0.73で投資適格ではありますが、ギリギリ位で微妙ですね。
(0.8以下が投資適格と言われています。)

以下に週足チャートを載せておきます。

株探より

今回は、PEGの計算を取り上げてみました。PERとか日々変化していきますので、数値は2023/02/20/時点のものです。
参考程度に留めて下さい。

以下に引用先を載せておきます。


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