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私の株式選別方法ーソシオネクストのPEG計算

トレーダーズWEBにて、ソシオネクストが取り上げられていましたので、
紹介します。

以下記事より引用

ビジネスモデル変革とソリューションSoC市場の成長ポテンシャルに注目、SBIが新規「買い」、目標株価14000円
SBI証券が目標株価を14000円(25年3月期予想EPSに妥当PER約17倍を乗じて算出)に設定、投資判断「買い」で新規カバレッジを開始した。
同社が注力する「ソリューションSoC(System on Chip:複数の異なる機能の半導体を1つのチップに集約した半導体)事業」の成長ポテンシャルに注目し、投資判断「買い」で新規カバレッジを開始する。同社は、2022年10月に東証プライム市場に上場したファブレス型半導体メーカー2014年9月に富士通とパナソニックホールディングスの半導体部門が統合され設立された。統合後はファブレス体制へ移行し、かつては「お荷物」であった「システムLSI事業」を、「ソリューションSoC事業」とよばれるビジネスモデルへ変革する取り組みを進めてきた。こうした同社の「ビジネスモデル変革」と「業界環境の変化」がシンクロナイズしてきたと判断したことが、同社の高成長を見込む主因である。株価のカタリストは、将来の売上増に繋がるNRE(Non-Recurring Engineering)売上の想定以上の拡大、注力分野(自動車、データセンタ、スマートデバイス)の好調を示唆するニュースフローの増加、急激な円安の進展などを想定。
同社の肥塚社長のリーダーシップによって進められた事業転換(トランスフォーメーション)は順調に進展中。注力分野比率(NRE売上に占める比率、以下同様)は、18年3月期の50%から21年度は86%へ、海外分野比率は同29%から同69%へ、先端プロセスノード比率(10~16nmと5~7nmの合計)は同29%から同73%へ上昇している。
カスタムSoCは、技術革新に伴う新しいサービスやアプリケーションの登場、汎用ではなくカスタマイズされたSoCを求めるニーズの高まり、半導体エコシステム(ファウンドリ、OSAT、EDA、IPベンダー等)の進化・拡大、半導体エコシステムにおける司令塔としての同社の役割への期待の高まりなどを背景に、半導体市場全体の成長率をアウトパフォームする可能性が高いと当社では予想。同社の中期財務目標では、売上高は年平均成長率10%台後半という目標を掲げているが、市場成長や大型商談の獲得が進展しているため、達成確度は高いと当社では考えている、と指摘。
2023年3月期連結営業利益修正後会社計画195億円(EPS481.2円)に対し206億円(EPS486.1円)と予想し、2024年3月期298億円(EPS668.7円)、2025年3月期372億円(EPS824.6円)と予想している。

トレーダーズWEBより

では、成長率を計算してみます。

成長率

8463は、2022/3の営業利益です。37200は2025/3の予想です。
順調に成長する見込みなのが、いいですね。
目標株価も14000円と4/20の株価11450円より、22%上値余地があります。

PEGの計算です。ここでは、PERや信用倍率も表に入れています。(計算方法は、私の前の投稿を見ていただくか、WIKIを参照願います。)

PEGの計算

PEGですが、0.07とかなりいいですね。

総合評価です。

総合評価

ソシオネクストは、急激な成長の途上にありますね。
PEGも0.07とかなりいいです。カタリストの+1は、ファブレスであるためです。

以下に週足チャートを載せておきます。

ソシオネクスト 週足チャート

今回は、PEGの計算を取り上げてみました。PERとか日々変化していきますので、数値は2023/04/20時点のものです。
参考程度に留めて下さい。

以下に引用先を載せておきます。

おまけ情報です。
4/9にソシオネクストのロックアップ解除の期限が来るため、株は売り込まれていましたが、どうも売られないようだということで、急速に戻しているようですね。
大株主は、富士通とパナソニック、日本政策投資銀行なので、売ってこないと考えるのが、妥当だったようです。

ソシオネクスト 日足
大株主の状態


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