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よりどりインドネシア第166号(2024年5月24日発行)

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スラウェシ市民通信(幼稚園入園狂騒曲)/ウォノソボライフ(時間感覚と生活リズム)/いんどねしあ風土記(「ジャワのパリ」ブラガ通り物語)/映画往復書簡(インドネシア版若年妊娠もの『…
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#インドネシア生活

[2024/05/24] スラウェシ市民通信(8)幼稚園入園狂騒曲(2007年7月翻訳)(ニ・ニョマン・アンナ・マルタンティ/松井和久訳)

~『よりどりインドネシア』第166号(2024年5月24日発行)所収~ あっという間に学校の休みが終わり、新学期(訳注1)が始まった。そして、多くの親たちが子どもたちの学校を探すのにてんてこ舞いだった季節も過ぎた。 (訳注1)インドネシアでは一般に、新学期は7月から始まり、6月に終わる。 これまでほぼ一ヵ月の間、親たちは、子どもたちを頭のいい子にし、しつけもきちんとしてくれる学校をあちこち探し回る忙しい日々を過ごしてきた。家族にとって十分な生活の豊かさを保障したい、と切

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[2024/05/24] ウォノソボライフ(74)今は朝?昼?夜?時間感覚と生活リズム(神道有子)

~『よりどりインドネシア』第166号(2024年5月24日発行)所収~ 6月が近付き、太陽が徐々に北向きになってきました。毎朝通る道で、ほぼ右側から来ていた太陽光が右手前方に移動しており、季節の移ろいを感じます。夜明けの時間も遅くなり、5時半過ぎてからようやく辺りが見渡せるくらいです。私が低血圧なため朝は一日で一番元気がないのですが、夜明けの美しさや瑞々しい空気で一番好きな時間帯でもあります。 外国語を学ぶとき、まずは挨拶から入るのが大体どの言語でもお約束ではないでしょう

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