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よりどりインドネシア第169号(2024年7月7日発行)

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世界最古か?南スラウェシの洞窟壁画/書評『インドネシア-世界最大のイスラームの国』/映画往復書簡(ジョコ・アンワルのナイトメア&デイドリーム)/スラウェシ市民通信(ガレソンの飛子…
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#スラウェシ

[2024/07/07] 世界最古か?南スラウェシの洞窟壁画をめぐって(松井和久)

~『よりどりインドネシア』第169号(2024年7月7日発行)所収~ 南スラウェシ州の州都マカッサルから北上し、車で1時間ぐらい走ると、向かって右側、つまり東側に、ニョキニョキとした奇妙な形の岩山がたくさん見えてきます。これはカルスト地形の光景で、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって溶かされ侵食されてできた地形です。その面積は437.5平方キロメートルに及び、中国・広東省のそれに次ぐ世界大第2位の広さとなっています。とく

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[2024/07/07] スラウェシ市民通信(10):ガレソンの飛子はロシアへも飛ぶ(2007年11月翻訳)(カマルディン・アジス/松井和久訳)

~『よりどりインドネシア』第169号(2024年7月7日発行)所収~ ガレソンの飛子漁飛び魚の卵(飛子)というのを知っているだろうか。飛子は、日本、韓国、台湾で高級食材となり、ここガレソン(Galesong)地区(訳注1)から毎年何トンもが輸出され、多額の収入をもたらしてきた。ここには昨年(2006年)、飛子20トン、50億ルピア(約5,800万円)をロシアへ輸出した業者がいる。 ガレソンの漁民にとって、飛子はプリマドンナともいうべき華やかな輸出商品であるとともに、昔から

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