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ひたすら迷子になる旅行記

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地図が読めない人がひとりで旅行すると大体迷子になります。でもそんな体験の方がのちのち面白かったりしますよね。 主に海外の途上国、新興国、マイナーな国の空気が伝わるような、シリーズ…
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#旅日記

【旅行記】タシケントの見どころ - 時代の変わり目をウズベキスタンで迎えてみた(その5)

2019年のゴールデンウィーク、平成と令和の変わり目に最近注目のシルクロードの国、ウズベキスタンを訪ねた旅行記です。 地下鉄芸術と市場の街、首都タシケント。 ■ 旅の旅程4/26 成田→韓国→北京 4/27 北京→アルマトイ→★タシケント→★サマルカンド ←今ここ 4/27 サマルカンド→★ブハラ 4/28 ブハラ 4/29 ブハラ→夜行列車でウルゲンチ 4/30 ウルゲンチ→★ヒヴァ 5/1  ★ヒヴァ→タシケント ←今ここ 5/2  タシケント→アルマトイ→北京 5/3

【旅行記】両替・通信・鉄道事情 - 時代の変わり目をウズベキスタンで迎えてみた(その4)

2019年のゴールデンウィーク、平成と令和の変わり目に最近注目のシルクロードの国、ウズベキスタンを訪ねた旅行記です。今回は現地の両替、通信、鉄道事情を紹介するターン。 ■ 旅の旅程4/26 成田→韓国→北京 4/27 北京→アルマトイ→★タシケント→★サマルカンド ←今ここ 4/27 サマルカンド→★ブハラ 4/28 ブハラ 4/29 ブハラ→夜行列車でウルゲンチ 4/30 ウルゲンチ→★ヒヴァ 5/1  ★ヒヴァ→タシケント 5/2  タシケント→アルマトイ→北京 5/3

【旅行記】中東の風に吹かれにオマーンに行ってみた(その5・最終回)

日本人になじみの薄い中東・アラブ世界の中でも特にどマイナーな国、オマーンに行ってみた旅の記録です。巨大な城塞を訪ねたり、無駄にスリリングな思いをして空港に向かったりした。 ■ 城塞を活用するオマーン既に首都マスカット観光でもご紹介した通り、オマーンには昔の城砦(フォート)が数多く残っており、たとえば首都マスカットのミラニ・フォートは現在でも防衛拠点になっています。また、いくつかは観光地化されています。 マスカットのミラニ・フォート。現在も防衛拠点として利用 同国の世界遺

【旅行記】中東の風に吹かれにオマーンに行ってみた(その3)

日本人になじみの薄い中東・アラブ世界の中でも特にどマイナーな国、オマーンに行ってみた旅の記録です。アラブを代表する伝統的な乳香交易を今に伝える世界遺産を訪ねた。 ■ 3日目:乳香の土地へ3日目は国内便を使って、日帰りで首都マスカットから1,000㎞以上離れた南部ドファール地方の中心都市、サラーラを観光しました。 サラーラは現スルタン、カーブース・ビン・サイードの出身地でもあり、アラビア湾に面する港町という側面のほかに、近年観光地としての整備が進んでいます。 目玉となる観

【旅行記】中東の風に吹かれにオマーンに行ってみた(その2)

日本人になじみの薄い中東・アラブ世界の中でも特にどマイナーな国、オマーンに行ってみた旅の記録です。アラブ世界を象徴する砂漠はもちろん、意外と豊かな水資源にも注目です。 ■砂漠ツアーに行ってみようアラビア半島はクウェートやカタールなど小国が多いですが、オマーンの総面積は31万平方キロメートルと、日本(38万平方キロメートル)より少し狭いくらいです。 その広さに加え、山脈で沿岸部と内陸部が隔てられているため地域によって気候や暮らしも大いに異なり、国全体で見た時の文化・自然といっ

【旅行記】中東の風に吹かれにオマーンに行ってみた(その1)

日本人になじみの薄い中東・アラブ世界の中でも特にどマイナーな国、オマーンに行ってみた旅の記録です(2017年にSNSに載せた内容をマイナーチェンジして再掲)。 ■0日目:旅に出るまでさて、「オマーン」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。 ふつうは首都のマスカット、サッカーファンの方は日本代表とオマーン代表の親善試合、世界遺産に詳しい方は同国のアラビアオリックスの保護区が登録抹消されたことをご記憶かもしれません。小学生男子であれば国際空港でしょうか(ド下ネタですみません。オ