【ホラー書評】澤村伊智「ぼぎわんが、来る」
読書の秋。
自分の中のホラーブーム(3年ぶり4度目)の起爆剤となった、とあるホラー小説を紹介します。
(そしてまた変な投稿シリーズを増やして自分の首を絞めていく…)
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澤村伊智「ぼぎわんが、来る」(2015年、KADOKAWA/2018年、角川ホラー文庫)
【あらすじ】幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩