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心の家族を探す旅 双子座編


双子座のイメージ

双子座は、12星座で3番目の星座です。12感覚でいうと「言語」感覚です。牡牛時代に貯めた言葉を射手座の「運動」感覚に押し出されるようにして外に出していきます。ここでいう言語というのは、決まった形をもたずバラバラです。とにかく外に出すというものなので、意味をもっているかは大事ではありません。

双子座の領域は好奇心のかたまりのような感じ。なぜ?なぜ?といろんなことに興味をもって大人に聞きます。今まで見て感じて、脳内にためていた言葉をだせる嬉しさ、楽しさ。言葉遊びも大好きです。ダジャレとかしりとりなんかも双子座っぽいなと思います。実際に子供たちをみていると、よくやっています。言葉の響きを楽しむことが優先されるので、意味などは深くは考えていないです。

双子座の神話は、2組の男女の双子の話です。双子の片方が人間で片方が神という組み合わせです。いろいろ話のパターンはあると思うのですが、私が好きな話を引用したいと思います。

カストルとポルックスは男性の双子。ヘレネとクリュタイムネストラは女性の双子だった。カストルとクリュタイムネストラは、テュンダレオス王の子供で、一方のポルックスとヘレネはゼウスの子供で半神半人だった。 それゆえ、双子座の双子達は、より正確に言えば四身一体の各部であり、男性と女性、および人間と神という諸要素を含む全体性の四重の象徴になっている。

『占星術と神々の物語』 p383

文中の双子たちは、片方が光(陽)であり片方が闇(陰)であるので、二人一緒にいる場合はバランスが取れるけど、バラバラになると、光か闇に偏ってしまう。これは双子座がダブルサインであることに関係しています。両極性を含んでいるということです。

この話を読んで、私は「アンドロギュヌス」を連想しました。「アンドロギュヌス」とは錬金術に出てくる両性具有の完全体のことです。錬金術の絵では、生命の木と知恵の木と共に描かれていたりします。タロットカードの「世界」のカードの中心の描かれる人物もイメージに近いかも。

アンドロギュヌス

1番目の牡羊座は男性性(ルーラーが火星)、二番目の牡牛座は女性性(ルーラーが金星)のイメージですが、この二つの惑星記号を合わせると三番目の双子座のルーラー水星の記号に似ています。不思議。


逆に二つの惑星が分別していくと考えてもおもしろい。

また双子座のルーラーは水星で、水星は中性の惑星です。(※惑星には男性性の惑星と女性性の惑星がありますが、水星だけはどちらにも属しているともいえるし、属していないともいえます)
この水星はヘルメス(メリクリウス)とも関係しています。ヘルメス(メリクリウス)は天国から地獄まで自由自在に動ける「翼の生えた靴」をもっています。ずるがしこく、いたずら好きでもあって泥棒の神様ともよばれます。

メリクリウスのイメージです


シュタイナーの12感覚:「言語感覚」

エレメント:柔軟の風
(季節風・ビル風のイメージ…局地的な流行)

キーワード:「i communicate」(私は伝える)

神話のイメージ:2組の双子(男と女、神と人間)、ヘルメス(メリクリウス)

身体:  肺・肩から指ぐらい

カラー:オレンジ。

夢コラージュ

1の夢記録

千里道場の行事?(←子供の頃していたサバイバルです)で日が落ちてきたので、泊まる場所探し。どこかの公園で船の形の車に←キャンピングカーみたくなっている。に泊めてもらう。
外国人の人が何人も泊まってる。←キャンピングカーは1人1つらしく、いっぱいある。

朝早く起きたので、朝ごはん買いに散策に出ると、朝市があって、おじさんが透明の大きな袋をいくつも担いでいて、その中そこには、食べ物がいっぱい入ってる。おじさんから何かもらってた。おじさんは、「食べ物がなる木が生えてて、そこから取ってる」と言ってた。大きな木があって、猿?オラウータン?が何匹もいる。 猿が人に向かって、小さな玉みたいのなげてきて、必死によける。(食べ物ができる木とは別の木っぽい)

帰ると、みんな起きてて、朝ごはん食べてた。(食べ物のなる木から持ってきたっぽい)

Nyaと書いた大きなダンボール箱が家にいっぱいいっぱいあって、中には、大量のホットケーキの素が入ってて、母がつくっていた。

2の夢記録

誰かわからないけど、誰かにハートを剣で刺される。

刺されるのは、実際の心臓のある場所なのに、心臓の形ではなくて、タロットカードに描かれているような絵のハート。

※タロットカードのソードの3枚目の絵柄のように何本も刺さっている。

同時に、「いつも中道でありなさい」と言われる。

タロットカードのソード2の絵柄が頭に浮かんで、

もしかしたら、2の目隠しの人が刺したのかもと思う。

3の夢記録

家で料理教室をすることになる。
けっこう大きい家。←自宅?っぽい。(実際の自宅と違う)
ボールで粉を混ぜている。←パンを作っている?

臨時の先生をすることになったらしい。 一緒に教えてくれている人もいる。

玄関のピンポンが鳴って、出ようとするけど、ドアが何重にもなってて、重くて開かない。
最後の扉は、石の扉で取っ手がついていなくて開けにくい。

押してやっと開けると、宅配の人で、おじさん。近所の人で顔は見たことある。
「おたくの息子さんとうちの子は同級生ですよね」
と言われる。

場面変わる。(何日後か?)

突然バイトをしようと思って、スーパーの物産展みたいなところでお試しで働く。
なぜか店長さんに気に入られ、シフトはどれくらい入れるか?聞かれる。週に2日ならいいですよ。とこたえる。

バイトあがりにトイレに行きたくなる。場所を聞くと、「ここにはないよ」と言われたので探しにいく。

向かいにあるコミュニティセンターみたいなのに行き、中に入り、トイレを借りたいけど、場所がわからない。(このセンターの中は見たことある場所だった)
職員さんの机が並んでいるスペースの後ろにトイレのマークが見つかり、そっちに入ると、トイレのドアなのに、入ると、木の浴槽があって、トイレがない。

4の夢記録

実家の近所にあるお寿司屋?和風割烹?のような外観のお店に行く。
入口入ると地下に降りる階段があって、狭い階段を降りていく。

そこはライブハウスみたくなっている。 厚いドアをあけると、そこには、小学生の時の同級生の中島くんがいた。(あだ名ナカジーと呼ばれていた男の子) 凄く久しぶりだね。と会話する。

ナカジーは、バンドもしてて、ウッドベース?チェロ?みたいの演奏していた。その場に旦那さんもいた。←一緒にきていた様子。旦那さんにナカジーを紹介する。

実はナカジーとは、共通の好きなバンドがあって、今日はそのライブだった様子。そのバンドの過去のライブにも必ず来ていたから、会ってたらしい。←お互い気づいてないけど。バンド話が盛り上がる。

今日は、みんなでそれぞれが好きな楽器を演奏する日らしい。 お互いに楽器を見せ合う。

私は、小さなタンクドラムをもっていてそれを演奏の予定。

そこに息子があらわれて、僕もしたいという。(ということは家族で来ていたのかも)
楽器は1つしかないので、渡す。

部屋に置いてある違う自分の分の楽器を取りにいく。
隣のビルに入り、エレベーターにのって登る。
降りたところは部屋だと思っていたら、(丸ビルとかミッドタウンのような感じ)みたいなの高層階にあるレストラン。
夜景みえる感じ。 窓際に予約席があった。←自分が予約していた様子。
他のテーブルにいる、ゴスロリの女の子がパフェを食べているのをみてる。

ここは、コスプレしていないと入れないお店らしい。(してきてないけど入れた)

新しい体験の日々

双子座は、最初にも書きましたが、人間の発達でいうと、まだ性別がはっきりしない年齢です。周りの環境によって、「男の子らしく」「女の子らしく」育てられることがほとんどなので、それらしく見えますが、本人の自覚としてはまだはっきりしていないのではないかな~と感じます。(あくまでも私の想像ですが)

家族以外のかかわりも出てくる新しい体験の日々。自分で動き、脳内と肉体をつなげていく。好奇心からの実験なのかも!

双子座のイメージとのつながり

1の夢
出てくる「船」からの連想で、神話に出てくる男性の双子が乗っていた伝説の船「アルゴ船」が浮かびました。好奇心旺盛で」冒険好きな双子のイメージと千里道場の旅が重なります。
また、2本の木と猿がだます感じは、生命の木と知恵の木っぽいなと思いました。コラージュをみると、猿はオレンジの球を投げています(双子座のカラーはオレンジです。)

2の夢
タロットカードのソード2とソード3が出てきますが、ソードは風のエレメントなので、イメージと合います。剣が3つ刺さっているのは、実は12個の剣のうちの3番目で、これから9個刺されるのかも~とも思いましたし、双子座は両極性なので、どちらかに偏らず中道であれということなのかもしれません。(身体での対応は肺なので、両肺と心臓なのかも。)
また、生命の木での対応をみると、双子座は17のパスになりますが、ここのタイトルは「剣」です。

3の夢
宅配便のおじさんに、子供どうしが同級生だと知らされますが、ここでのイメージは小学生なので、双子座のイメージ。そしてコミュニティーセンターもまた双子座と重なります。
双子座にとって大事なものの一つに「情報」があります。この情報は専門的なものではなく日常的なライトなものです。物産展やコミュニティーセンターは近い範囲の生活に密着した情報が多くある場所です。

4の夢に出てくるコスプレしてる人がコラージュだと双子のようにみえて、しかも白と黒なので、双子座の両極性を表現してるようにもみえました。
地下のライブハウスから高層階のレストランへ行く極端さもメリクリウスっぽいなと思いました。
小学校時代の同級生だったり、みんなで好きな音楽を楽しむことはコミユニケーションともいえます。

3の夢も4の夢も、場所が自宅だったり近所で近場でのこと。双子座の世界観は基本近場です。(反対側にある射手座の世界観は遠い場所です)そして雑多な感じです。

サビはんカードでの連想

夢解きセッションでずっと同伴してくださっている吉田結妃さんの「サビはんカード」からも連想してみました。

星座や度数は考えずに、絵のイメージのみでの連想です。と

この木は生命の木か、知恵の木か。蛇にだまされないように。


剣が刺さった心臓の内部。大丈夫、ギリギリのところでとまりました。


ミラーワールドのように、どこまでも続く扉。新しい世界の扉はいつも開かれている。


夕暮れの明るいような暗いような雰囲気は、いろんな次元とつながる時間。踊りは二つの世界を告げる合図。ほら!影が私を呼んでいるよ。


まとめ

双子座の旅をとおして感じたこと。
光と闇の両極性があるからこそ、どこでも自由に柔軟に動くことができる。だけど、それは諸刃の剣で、自分でバランスを常に気をつけないと偏ってしまいがち。マルチにできるようでいて、それは四位一体であるときであっていつもではない。ユング心理学では、三位一体に影の要素がプラスされています。影があるからこそ光が輝けるのです。柔軟サインはしなやかな竹のように軸が揺れていることでバランスをとっているのだと思います。


次のおしらせ

新しい発見と好奇心の旅路を抜けて、次の世界は母なる水のサイン「蟹座」です。
私は蟹座の神話を知った時、衝撃的でしたのでぜひ紹介したいと思ってます。母なる場所。大事な世界です。
次回は7/1に公開予定です。どうぞお楽しみに♡

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