バイ菌扱いされたくなければ1本残らず整えろ!そこの毛そこの毛あそこの毛
ものまね士
個人の見解ではありますが、イタリア人はお洒落な中年男性が多いイメージがあります。
イタリア・フィレンツェのバッソ要塞で行われるメンズプレタポルテの見本市、ピッティウォモに参加しているアパレル関係者にまざって『オシャレ自慢』の素人が、メディア関係者のカメラマンにスナップを撮ってもらおうと、多数が会場周辺に群がっております。
(たむろしている一般人のすべてが、イタリア人だという確証はありませんが…)
そのシャレオツなイタリアに、ドメニコ・ジャンフラーテ氏というギョーカイでは有名人のシャレオジがおりまして…
氏を見本に、まねできそうなネタを盗用している次第でございます。
その1つ、髭が今回のテーマです。
20代後半のころ、一時期口ヒゲを生やしていたことがあるのですが、鼻の下がつながらなかったことから「中国人もびっくり!『ラーメンマン』のようなどじょうヒゲ」と、
周りの評判が、すこぶるわるかった苦い記憶。
そのときよりも大人になって、少しだけヒゲも濃くなった今。
幸いにも、お堅いサラリーマンのようなドレスコードがある環境でもないので、ヒゲ面でもなんら問題はなく、シャレたオッサンに変身する道具をさっそくリサーチ。
シャレオジに おれはなる!!!!
ちょい髭のヒゲ剃りには、ローテクなT字カミソリで十分なので、最新のメンズグルーミング関連商品はこれまた疎く、専門家に教えを請うことに…
「ヒゲトリマー おすすめ」の検索で一番上に出たサイトで、
31点のサンプルから、これぞ!というヒゲトリマーを見つけてきます。
“パナソニック”、“フィリップス”、“ブラウン”…と、電気シェーバーでもおなじみのブランド名がならぶ中、“ハテカー”?という聞き慣れないメーカーの製品が総合ランキング2位と、大健闘しているではあ〜りませんか。
この“ハテカー”、実はチャイナブランドでして…中華家電ならではの低価格路線。
銀メダリストのRFC-690(型番がおなじでも内容物がちがうものもあって、なにがなんだか?さっぱり分からん)は、現在アマゾンが最安値(メルカリで業者がさらに安く売ってることもあるけれど、中華につきものの初期トラブルのことを考えると、返品が容易なアマゾンの方がいい)で、タイムセールにかかればあと数百円は安くなります。
日本の代理店を噛まさない中華製電化製品のクオリティは、AliExpressで注文すると梱包箱がボコボコだったり、YouTube広告でよくある2個目が半額/無料になるうさん臭い商品群だったり…と、大陸からどんな商品が来るのか?は、ひとつの賭けだったもののAmazonから送られてきた紙箱はしっかりしており、第1関門はみごとクリア。
箱の中身は、日本語じゃない日本語で書かれた取説が読みづらいくらいの話で問題はありませんでしたが、本体に取り付ける長さ調節用アタッチメントのピンがなかなか填らず、そうこうしているうちにプラスチックのピンが劣化して、いずれ折れることでしょう。
でも、質感も性能も『アタリ商品』でした。
セルフトリミング
中高年層は油断をすると、とかく小汚くなりがちな生き物である。
そして、周りから嫌われる。
ペットの犬ですらトリミングをする時代に、オッサンが野放し状態だというのもプードルに負けた気になるので、身体じゅうのあちこちから生えている毛のなかから、髪の毛とまつ毛(鼻毛はハサミ)以外はトリマーで処理した方が清潔感が保てるだろう…と、アタッチメントで長さを変えて、上はまゆ毛から下はすね毛まで全身を刈り込むのでした。
嫌われる勇気だとか、『逆張り』しとる場合じゃない。
テストステロン値が、『枢斬 暗屯子』よりも低いであろうことからトータルの毛量は少なく、
RFC-690の本領をフルに発揮すれば10分足らずで剪毛作業は完了する、中華製トリマーのドーパミン放出は85%。
(終着地点はセミハイジニーナなので、ケツメド用にブラジリアンワックスを近日調達予定)
これまで半世紀以上生きてきて、これほど己の『毛』にフォーカスしたことはない…と、しみじみ思う秋の夜長でした。
noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰