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22/7 6周年 「ANNIVERSARY LIVE」のレポとそこから見えたナナニジの可能性

11/7(火)、EX THEATER ROPPONGIで行われたナナニジの6周年を祝うアニバーサリーライブに参加してきました!
平日開催でキャパも前回より規模縮小されましたがめちゃくちゃ楽しかったです!!!個人的な(というよりプライベートな方面で)最近ストレスが溜まることが多く、正直アニラにモチベーションを持って行く余裕が無いほど追い詰められていたのですが、ありがたいことにナナニジのおかげで元気(いや謎の力?)が沸いてきました!
さて、今回は新たな試みや嬉しいお知らせもありました。
それらを踏まえてレポを書いていこうと思います。

1.ANNIVERSARY LIVE レポ

※以下ネタバレになります


普段ですと開演前は幕が上がった状態ですが、今回は幕が下りた形でした。
これは開演後すぐに理由が明らかになりましたが舞台形式でのスタート!
ナナニジメンバーはセブンズカフェで働く女の子たちという設定。
そして粋なサプライズが、ナレーションが河瀬詩ちゃん!
ファンを前にしての復帰は多分まだ先のようですが、楽曲参加であったり少しずつ可能な仕事には参加してくれるのはファンとして嬉しい限りです。
カフェをナナニジ、店員をメンバー、開店をライブ開演、お客さんをファンと分かりやすいメタファーに仕立てていました。
そして確かまおすけが「青春」という言葉を発したことにより1曲目は「不確かな青春」でスタート!
2曲目は個人的に大好きな楽曲「Just here and now」!
高まりました!そしてこの曲で注目すべき点は今までサビ前のセリフはれいにゃん、かなえるが務めていましたが2人が卒業した今誰が行うかということ。そしてこのセリフはまおすけ、なおてゃんが務めました!
この2人もまた新しい魅力が生まれて素敵でした。
3曲目は「風は吹いているか?」でその後はMC、ではなく劇が再開。
この時点でMC無しで物語が進んでいくことが分かりました。
4曲目は「謎の力」
この曲は本当に振り付けを真似したくなる中毒性の高い曲ですね!リクエスト楽曲の中で今年の曲から唯一ランクインする辺り、その人気度がうかがえます。
「覚醒」「未来があるから」と来て「ポニーテールは振り向かせない」
この曲も個人的に大好きな曲!!!そしてこの曲もサビ前のセリフを今までれいにゃん、かなえるが言ってきたので新たに誰が言うのか注目ポイントでしたが、なんと一番目サビ前のセリフはなごみん!後輩メンバーかと思っていましただけにこれは見事なサプライズでした!
なごみんのシリアルで、一方で普段あまりない妖艶さにしびれました。
その後は再び劇。
しいちゃんがサリーたんと言い争うシーンがありましたが、演技初挑戦のしいちゃんが結構様になってて今後に期待が持てました!
そしてゲームで勝負した後は全員で「ハレロ」を披露!
ユニット曲を全員で披露するのもこういったアニラならではの醍醐味かと思います!
その後は「ロマンスの積み木」で
そこから「絶望の花」「理解者」と続き、ナナニジ初期の、そして原点である楽曲を披露。
アンコールでアルバム収録曲「君とどれくらい会わずにいられるか?」「世界の矛盾」を披露。
この2曲はどちらも考察のし甲斐のある曲で、書きだしたらそれだけで投稿ひとつ書けてしまうので今回はやめときます(笑)
リクエスト楽曲とはいえ見事な曲構成でした。

余談ですが、自分が投票した曲(タチツテトパワー、空を飛んでみよう、半チャーハン)は落選…笑

2.これからのナナニジの希望が見えたライブ

さて、まとまりのないレポとなってしまいましたが、ここからは私なりの統括を書こうと思います。
結論から申し上げますと、今後のナナニジにとても希望を抱けるライブでした。
まずMCを無くして劇を行なったという新たな試みに挑戦したことが素晴らしいです!
ナナニジが今後の飛躍、ステップアップのためには日々トライ&エラーが必要だと思います。だからこそこういったチャレンジはどんどん行なってほしいです!
そしてセトリの組み方も素晴らしかったです。
ファンによるリクエスト曲の中からどのように組み合わせるかが運営の腕の見せ所になっていましたが、辣腕だったと思います。
特に個人的に好きな部分は「絶望の花」→「理解者」→「命のつづき」→「とんぼの気持ち」とシリアスな曲4連です。
この4曲は絶望や苦しみの淵にいながらも救いを見出そうとしているように感じます。
そしてアンコール前の最後の曲が「曇り空の向こうは晴れている」なのも絶望から希望への再生といった物語のようですし、この締め方はナナニジ全体のテーマを反映しているようにも感じました。
そしてアンコールでは2ndアルバム収録の新曲2曲も新しい物語が始まると捉えることができ、全体的に好感を持てる曲構成でした。

3.「CLOSEした方が良い」と「東京ドーム」というセリフ

しかし今回のライブで最も特筆すべき点は敢えてここまで書いてきませんでした。
その2点こそ、私がナナニジに更なる希望を感じた点です。

1.「このままCLOSEした方が良かった」

このセリフは幕間最後の劇でサリーたんが述べた言葉です。
演出上、このCLOSEを「グループ解散」や「卒業」というメタファーとして捉えることもでき、非常に考えさせられ重みのある言葉でした。
※11/8(水)のサリーたんの冠ラジオでは後輩の相川奈央ちゃんがこの言葉で泣いてしまったことが明かされています(笑)
しかしその後「でも続けてきてよかった!」というセリフ(一字一句は同じではないです。記憶が曖昧で申し訳ないです)でナナニジの未来を前向きに明るい方へ進めることを暗喩していました。

2.「目指せ東京ドーム」

このセリフもまた幕間最後の劇ですが、言ったのはりのちでした。
たしか次はどこでカフェをオープンしたいかみたいなシーンだったと思います。
このセリフをりのちに言わせるのもまた粋なのかメタファーなのか判断に迷う部分ですが(笑)
しかしこのセリフがライブ中の劇で、つまりは公式から発信されたことは大きな意味があると思います。
この投稿を読んでいる方なら既にご存知かと思いますが、この「東京ドーム」という言葉はかなえること白沢かなえの卒業コンサートにて本人が「東京ドームに立ちたかった」という言葉が根源です。
当時運営が、どこまでかなえるが手紙でこの言葉を言うのか把握していたか分かりませんが今回劇中でのセリフに取り込むあたり、運営もまた東京ドームへ目指すことを前向きに捉えていると私は判断しました。
そしてこのセリフを言ったのがりのちこと望月りのちゃん。
彼女はかなえる卒業コンサートでの東京ドーム発言にもいち早くSNSで反応し、その意志を継ぐことを表明しました。
りのちに言わせるところにより一層東京ドームへの強い意志が感じられました。
かなえるの「東京ドームに立ちたかった」という意志はナナニジを大きく変えつつあると思います。
かなえるの過去への悔いがナナニジの未来への希望となっているのかもしれません。
かなえるの言葉が在籍メンバーを、運営を動かしました。

3.今後のナナニジ

・劇を行なうことでセトリを進めて行くという挑戦
・詩ちゃんがナレーションという粋な計らい
・「東京ドーム」という発言を公式公認で言えたこと
この3つの点が主に私が今後のナナニジに希望を見出せる理由です。

今回、ナレーションを行なったとはいえ依然活動休止中の詩ちゃん、そして休養中のみなるんとナナニジ全員が揃えなかったという悔いがあります。
さらに誤解を恐れずに言えばナナニジの今のレベルではまだ東京ドームでの公演を成功させることは難しいでしょう。
しかし今回のライブで口に出していくこと(「目指せ東京ドーム」)、そのためのトライ&エラー(劇を行なう)は重要な一歩です。
いつかナナニジが東京ドームのステージに立つその日に向けて応援していきます。


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