子育て世代を支えるには?

こんにちは。基山町長の松田一也です。

毎日休みなく家事と育児を両立されている子育て世代の皆様を、全力で支える町づくりを考えています。

今回は、子育て世代の方々に向けた基山町の政策についてご紹介させて頂きます。

前の記事では待機児童をつくらないための新設保育園「基山っ子みらい館」と、病後のお子様を見守る新制度「病後児保育」についてご説明させて頂きました。

その他にも基山町では様々な施策を考えて実行しています。

憩いの家の完全改築

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元々は高齢者憩いの家という構想でしたが、築50年近く経ち、老朽化への対策と含めて多世代の方が交流できるように多世代交流センター憩いの家として増改築を致しました。

囲碁や団欒のスペースと併設して、キッズスペースを設けております。多世代の方より非常に好評をいただいており、年間約3万人の方々に利用していただいています。

町内はもちろん町外のお子様に関しては待機児童のお子様にも利用していただいている状況です。

町外のお子様が多いとお声を頂いた事がありますが、基山町は待機児童が0なので平日は町外のお子様が多くなる傾向があります。土日は町内のお子様も多数お越し頂いてます。(待機児童の政策については下記記事をご覧ください。)

https://note.com/matsudakoen/n/nc6347fee826e

子育て世代包括支援センターの設置

子育て世代の方が抱く悩み、不安、疑問を一括してお答えしサポートをする部署で、年々相談件数が増えている状況です。

子育ての些細な疑問から、産後うつや育児放棄といった非常にナイーブな問題にも親身になって寄り添いサポートできるような体制を整えています。

https://www.town.kiyama.lg.jp/kiji0032052/3_2052_3131_up_0yx7wobo.pdf

民生児童委員協力員

民生児童委員とは各自治体でお子様たちが元気に安心して暮らせるよう、お子様の見守り、子育ての不安や心配の相談、支援を行う非常勤の地方公務員の方々です。

民生児童委員の業務は多岐にわたり、業務量の多さから欠員が出ている自治体も少なくありません。

基山町では民生児童委員を支える民生児童委員協力員を設立し、業務の手助けを行なっています。民生児童委員協力員は民生児童委員が指名選択することが出来る為、民生児童委員の方々も安心してイキイキと業務に取り組んで頂くことが出来ます。

また、基山町ではひとり親世帯に対して医療費助成を行っております。働きながら育児を行う方々が少しでも暮らしやすい町に出来るようなサポートの充実も、基山町の強みの一つです。

今後の展望として、現在高校生の入院医療費は無料ですが、通院までの医療費も無料にしていきたいと考えております。

子育て世代の方々が直面する課題は実に様々で、通り一遍な補助ではなく、一人一人に合わせた支援が必要不可欠です。

価値ある未来を全力で支える。そんな町づくりを日夜考えています。


その他の掲載記事はこちら

https://note.com/matsudakoen



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