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演奏活動報告12月5日岸和田こなから音楽祭

冬になりいくつか本番がありましたので、ご報告。
どの本番もいちばん気を使うのは新型コロナ感染対策ですが、今のところ演奏会が原因で感染したという報告は私の周りではゼロです。ふぅ…

私が主催した11月27日(日)の「つかの間の音楽vol.3」の報告はまた今度することにして、まずは12月5日(土)の「岸和田こなから音楽祭」の様子をお伝えします。
昨年、ソプラノ・吉川真澄さんが地元の岸和田で立ち上げた音楽祭。第1回目は、岸和田の町のあちらこちら計4箇所から音楽が聞こえる、そんな素敵な音楽祭でした。今年は開催するかどうかも相当悩み、実行委員会で話し合いを続けられたそうですが、規模縮小で確か10月に開催決定。決まってからの物事のスピードの速さは、だんじり仕込みでしょう!

私は昨年に引き続き2回目。今年は私の他にバロックヴァイオリンの蓑田真理さん、打楽器・マリンバ奏者の池上英樹さんがご出演。3人がそれぞれ30分のソロを演奏することになりました。
会場は、大阪府下最古の能楽堂「杉江能楽堂」。
素敵な場所でした!
舞台上では「足袋」を着用する必要があるので、足袋と合わせても変にならない衣装を選んでみました。(何か物を置く際には毛氈も必須だそうです。)

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リハーサル中なので眼鏡です。(写真は吉川真澄さんFBより拝借)

定員は50名として2回公演。換気のため一部扉を開けているので外の音も少し入ってくるのですが、グリーグの「小鳥」を演奏している時に一緒に鳥が鳴いていて嬉しくなりました。
客席と舞台の間の距離もちょうど良い感じで、明るく広い空間は気持ちよかったです。私の実家は和泉市にあるので岸和田市とはお隣なのですが、電車の沿線が違うため滅多に岸和田に行く機会もなく、町のことは良く知らぬまま。
昨年に続いて、またひとつ「杉江能楽堂」という素晴らしい建物と空間を知ることができました。

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演奏順は第1ステージと第2ステージで変わったのですが、どんな順番でも良い塩梅だったと思います。池上さんはバラエティ豊かな選曲、蓑田さんはご専門のバロック作品を無伴奏で。私はグリーグ、バッハと細川俊夫。示し合わせなしの3人のプログラムですが、相性はとても良かったと思います。

そろそろ音楽祭から2週間が経ちます。実行委員会の方々もほっと胸を撫でおろしておられる頃でしょうか。
当日の成功だけではなく、感染者が出なかったという安心が得られる2週間を過ぎてようやく、ですね。
関係者の皆さま、お疲れさまでした。
さまざまなご配慮ありがとうございました!






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