見てるよ、楽しいよ、を伝える
親と子が混雑した場所で食事をしたり、人気のショーを見るようなときに、子どもしか座れなくて大人は少し離れたところに立つとか、子どもだけ座って休むとかは、よくあるシチュエーションではないだろうか。
先日水族館(お魚大好き息子がいるため年パス所持して平日は水族館に通っています)のイルカショーで子ども3人連れのお母さん。
小学生幼稚園かな?の男の子2人と抱っこ紐に赤ちゃん。
ショー直前に赤ちゃんが泣いてしまってお母さんはあやすために離席。
ショー最中、子どもたちはそわそわ。
「お母さんの席、とられちゃうかも…」と席を確保してみたり、「お母さんどこいるかな」と後ろを何度も振り返ったり。
分かるよ!!その気持ち!!!
お母さんにも座ってほしいのは、疲れないかな…座って休んで欲しいなっていう想い。
お母さんもイルカショー見たいんじゃないかな?見れなくてかわいそうっていう想い。
もちろん、純粋に「一緒に見たい!」「一緒にいたい!」もあるかもしれない。
大人になって、親になって、分かることがある。
「ママは本当に大丈夫!なぜなら子どもたちが楽しそうにしてるところを見たいから!!!!」
でもこれってその瞬間にはなかなか上手く伝えられないよなぁと思った。
もし私がこれから同じようなシチュエーションがあったら、ママは立ってみるけどそこでもしっかり楽しめるからあなたは座って楽しんでね!ということや、座れなくても大人は体力があるから大丈夫なんだよ(いや本当はめっちゃ座りたいぜ)、とか具体的に伝えて安心させてあげたいな。
書いてて思ったけど、親としては空いてる席がひとつでもあれば座らせてあげたい!、子どもだけでも…と思うけど、そこに子どもの選択肢があってもいいのかもな。
子どもの気持ちの中に、親の近くにいたい、感じたことをすぐ伝えたい、ということがあるかもしれないし。
とにかく、子どもには常に安心できるように気持ちを伝えるのが大事だなと思ったりしました。
そんなことを思い出させてくれた、イルカショーで近くの席だった心優しいお兄ちゃんたち、ありがとうね。
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