中小企業診断士1次試験に合格することは思っているよりも難しくない
こんにちは、まっつんです。
中小企業診断士1次試験について、僕の経験をもとに好き勝手に書いてみました。
僕の中小企業診断士資格にまつわる経歴や現状は以下の通りです。
・令和3年の5月末から中小企業診断士1次試験の学習開始
・令和3年の中小企業診断士1次試験に合格
・令和4年に登録養成課程に進学、修了
・令和5年の5月に中小企業診断士に登録
中小企業診断士試験は難しいのか?
あなたが今この記事を読んでいるということは、中小企業診断士に興味がある方だと思います。僕自身も数年前まではなんとなく興味を抱いているうちの1人でした。
そんな時に漠然と思っていたのが、
「中小企業診断士の試験ってなんか難しそう」、「科目も多くて仕組みがよくわからない。。。」といった試験への不安や不透明さでした。
そしてその不安を解消してくれる情報というのは無く、結局自分で問題に手を出して飛び込んでみる他にありませんでした。これがこの記事を書く動機でもあります。
中小企業診断士試験にはざっくりと1次試験、2次試験があります。(厳密には口述試験もありますが、本題ではないので割愛。)
1次試験はマークシート方式、2次試験は記述・論述形式の試験です。
そしてこの記事を通して伝えたいことは、題名にもある通り「中小企業診断士1次試験を合格することは思っているよりも難しくない」という話です。
1次試験の概要と難しくない理由
結論から言うと、それは1次試験が”マークシート方式”かつ”合格ラインが6割(足きり4割)”だからです。
まず、1次試験の概要と合格条件は以下の通りです。
【概要】
次の7科目を受験
①経済学・経済政策
②財務・会計
③企業経営理論
④運営管理(オペレーション・マネジメント)
⑤経営法務
⑥経営情報システム
⑦中小企業経営・中小企業政策
【合格条件】
・受験科目の総得点が6割以上かつ4割未満の科目が1つも無いこと
この科目数と合格条件を見て、どう感じましたか?
僕は「合格条件が緩くて、短期でも合格できる可能性はあるな」と感じました。
合格条件が緩いってどうゆうこと?? と思いますよね。
確かに、受験科目は7科目というセンター試験の国立受験組と同じような量をこなさなければならず、全てを完璧にする、高得点を取るのは大変です。
しかし、試験に合格する、つまり6割を上回ることを念頭に置くと見え方が変わってきます。
一次試験はマークシート方式で、大体が5択から1つを選択する形になります。なので、適当に選択したとしても2割ぐらいは正解できる計算になります。
もっといえば、全問題で、(正解の選択肢を含めて)選択肢を2択に絞ることができれば、正答率は5割を取れる計算になります。
上記の考えでいくと、合格点の6割(60点)を取るためには、本番までに次のような状態に自分の知識を持っていけばいいんです。
①全問題の2割は100%絶対の自信を持って回答できる
⇒取得できる点数:20点
②残り8割の問題は、(正解の選択肢を含んで)選択肢を2択にまで絞ることができる
⇒取得できる点数:40点
これで60点、1次試験は合格です。
1次試験への学習記録
このような要領でいくなら1次試験は難しくないと考えた僕は、
2021年5月末から1次試験の勉強に取り掛かり、3か月の学習期間で突破しました。
(勉強方法については後日別の記事で書く予定ですが、)下の画像は僕の3か月における学習時間の記録です。
まとめ
実際に1次試験の勉強、受験をして感じたのは、怖がる必要のない試験だということです。
ただし念のため書くと、決して簡単な試験ではありません。当たり前ですが、それなりの勉強量、知識量、学習時間が必要になります。それは心する必要があります。
僕は10年以上前からこの中小企業診断士試験の存在を知っていました。しかし当時の僕はこの試験をよく分からないために恐れ、難しいものだと思い込んでしまい、挑戦することを諦めていました。
確かに、中小企業診断士が身につけるべき知識の範囲はとても広く、完璧にするのはとても難しいと思います。資格を取得した今でも、学びの毎日です。
一方で、試験に合格することを目的とするならば、やりようはあります。対処できるレベルです。
あなたが中小企業診断士に興味を持ち、その役割や仕事内容に惹かれるのであれば、ぜひ怖がることなく挑戦して欲しいと思います。
それではまた。
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