LG Minibeam PH550G
第二回の記事です。自己紹介の続きとなりますが、自分は写真の会社に勤めていて、オーディオ以外に映像の分野も好きです。無類のカメラ好きでもありますがしばらくはホームシアター関連について文章を書こうと思います。
LG Minibeam PH550Gという、2017年に購入し3年使ったプロジェクターの紹介です。既に売却済みですが使用時はかなり満足していました。
大きさは奥行き11.6 x 幅17.4 x 高さ4.8 cm。公称550ルーメン。両手の平サイズというか、小さくて軽くて、三脚で簡単に設置できてそこそこ明るい。画質はHD(1280×720pix)ですが動画配信のコンテンツでもHD作品は多いので今もそこそこ使えるのではないでしょうか。
ビッグカメラの店頭で幾つか検討しましたがそもそもプロジェクターのコーナーはTVと比べると隅の隅に追いやられていて、最新機種ですら試し見もできないものも多く。そんな中でこの機種は当時きちんと明るさ検証することができて、同じ価格帯のモバイルプロジェクターよりずっと明るく投影できるのが決め手でした。モバイルプロジェクターだと当時150~200ルーメンくらいが多かった。SONY LSPX-P1や、LG PH450UGという超単焦点(スクリーンとの距離が近くても投影できる)機種にも惹かれましたが、4万円程度という予算の都合で除外。アマゾンで売られている1万円台の中国製プロジェクターも興味をそそりましたが、「大きさ」「発熱」というプロジェクターの品質の好みと信用性の問題でやはりやめに。今だったらもっと良質な中国製プロジェクターも出ているでしょうね。
このPH550Gの良かったのは小さいことに加え、発熱が少なく、起動中も作動音が静かなこと。一瞬で電源がついて、また電源を切るのも一瞬です。電源なしでも持ち運びでき、電源接続でないと暗くはなりますが、充電バッテリーでも数時間程度使うこともできます。いつだったかダンスの練習会でスタジオにプロジェクターを持ち込み、部屋を暗くしてダンス動画をUSBメモリ接続で皆に見てもらったことがあります。ただそれ以外では特に持ち運びしなかったかな。モバイルプロジェクター、響きは良いですが自分は据え置き型で結局満足です。
その後プロジェクターはZ6 Polar Meets popIn Aladdin、XGIMI Horizon Proと2回買い換えています。3つ使用した感じとしては、少なくとも明るさ500~600ルーメンはないと日常使いはなかなか難しいのではないかなと思っています。もちろんそれくらいのルーメンでも部屋を暗くしないとちゃんと見れないし、遮光カーテンを引いても昼間はどこかから光が漏れてきて見づらくなります。ルーメンもANSIルーメンとそうでないのがあってイマイチわかりにくいですよね。自分もまだよく分かってません。
次回はZ6 Polar Meets popIn Aladdinについて書こうかなと思います。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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