キモくて金のないオッサンこそ選挙に行け!!

皆さん、最後に投票したのはいつですか? 前回の選挙(2017年衆議院選挙)ではきちんと投票しましたか?

こんにちは、政界はなんやかんやで忙しいようですが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、キモくて金のないオッサンでも一人の有権者としてなら世間と戦える…みたいなことをお話したいと思います。
次の選挙の参考にしてもらえれば嬉しいです。
Make Japan Great Again !!

・選挙ではイケメンや若い女子とも対等の一票
皆さんはイケメンや若くて美人の女子とも対等に扱われていますか?残念ながら僕はそうではないので、できるだけそういう人と競合しない空間を選んで生きています。
しかし、選挙ではどんなにキモいオッサンでも一票の価値は対等です!!たとえどんなに金持ちのイケメンや美女でも、一人が二票を投票することはできません。
これは、日本国憲法第44条 「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」
というありがたい法律によるものです。
そんなの当たり前じゃねえかと思われる方も多いでしょう。しかし、これが一部の人にしか選挙権が与えられない制限選挙だったらどうでしょう?
年収600万円以上の人にしか選挙権がないとか、顔面偏差値60以上にしか選挙権がないみたいな国だったら…。正直、僕はその国で生きていく自信がありません。
金持ちやイケメンや美女が今よりもっと有利に生きて、キモくて金のないオッサンは今より迫害される国になると確信できます。
普通選挙のおかげで、今の生き辛さでまだ済んでる…みたいな側面もあるのではないでしょうか?(今の世の中がいいかどうかはまた別の話です)

・民主主義社会においては選挙に行かないと人間扱いされない
…というのは言い過ぎにしても、ある集団が選挙に行かないとその集団は「政治的にはいてもいなくてもどうでもいい人達」として政治家に認識されることになると思います。
(というより政策を考える時に気にもしてもらえなくなる)
たとえライバルの政治家の票田の集団でも、隙あらば切り崩して失脚させて自分の票田にしてしまおう…とまともな政治家ならば考えるのではないでしょうか?
現に18歳以上に選挙権が与えられるようになってから若者向けの政策が充実し始めたのは皆さんも見てのとうりだと思います。
「政治家は選挙に落ちるとただの人」という言葉がありますが、当選しないと政治家としての旨味や発言力はかなり少なくなるのではないでしょうか?
僕は別にキモくて金のない皆さんにどこそこの党に投票しろと言うつもりはありませんし、どこの党が僕たちみたいな人達の利益になるか解説する能力もありません。
しかし、キモくて金のないオッサン達が政治家が意識せざるを得ない票田になれば、我々の利益を今より考えて政治が行われると確信しています。
なぜ日本は老人を優遇するのか?という問の答えは、選挙に行くから…という答えが一番ふさわしいと思います。
確かに氷河期世代以下の年代の人口は老人よりずっと少ないでしょう。しかし、老人にしか人気のない政治家や政党は先がありませんし、普通なら危機感を覚えます。
何より若い世代の投票率が上がると「こいつなんかウゼェから対立候補に投票したろwww」みたいな気まぐれなノリで逆転されることも増えるため、政治家は若い世代を無視できなくなるのです。
自分の清き一票で憎い〇〇の一票を相殺できる…そう考えたらいかがでしょう?

・白票はやめよう
ぶっちゃけ共産党でもマック赤坂氏でもドクター中松氏でも誰でもいいと思います。投票所の鉛筆を転がして決めたり、あみだくじでも全然OKです。
日本の選挙においては「誰に投票したか」は絶対他人にはわかりませんが(法律上は)、「誰が投票に来たか」はしっかりチェックされています。
そして政治家や政党は、自分たちがどんな人達に支持されていてどうすればさらに票が集まるかというマーケティングをしっかりしてます。(できないと落選します)
適当に投票するだけでもあなたはきちんと権利を行使したことになるのです。

「権利の上に眠る者は保護に値せず」という言葉があります。選挙権は権利ではありますが、義務ではありません。
しかし、その権利をきちんと行使していかないと不当な義務を負わされることはあります。
キモくて金のないオッサンから税金を取り立ててモテる人達の子育てに使おう…みたいなことにもなりかねません。(そんな話なかったですか?)

歴史を紐解いてみると、選挙権のためにかなりの血が流れています。
僕たちキモくて金のないオッサン達が少しでもマシな未来を手にするためにも、次の選挙には行ってみませんか?
それでは、投票所でお会いしましょう!!

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